世界中が注目する伝統の一戦レアル・マドリー対バルセロナ。サッカー界の‘クラック’達がサンティアゴ・ベルナベウに集結するが、この一戦に招集された両チームの選手達の移籍金総額は、レアル・マドリーが18億7500万ユーロ(約2808億円)、対するバルセロナは14億3000万ユーロ(約2141億円)、と合計33億500万ユーロ(約4950億円)にも昇り、その価値と数字も半端なものではない。まさしく‘メガダービー’と言える。22日付けのスペイン紙‘Sport’は、今夜のスタメン予想を掲載するとともに両チームの移籍金も載せ、その‘メガダービー’ぶりを報じた。

‘Sport’紙の予想スタメンは、レアル・マドリーがGKにカシージャス、DFは右からセルヒオ・ラモス、カンナバーロ、エルゲラ、ロベルト・カルロス、ダブルボランチにエメルソンとディアラ、右サイドにロビーニョ、左サイドにラウル、トップ下にグティ、そしてファン・ニステルローイの1トップとなった。

対するバルセロナは、GKにバルデス、DFは右からザンブロッタ、テュラム、プジョール、シウビーニョ、中盤の底にはマルケス、右にイニエスタ、左にデコ、そしてメッシ、グジョンセン、ロナウジーニョの3トップとなっている。

このスタメン予想でいくと、総額23億4000万ユーロ(約3505億円)の選手達がベルナベウのピッチに同時に立ち、総額9億6500ユーロ(約1445億円)の選手達がベンチに座ることになる。ちなみに、レアル・マドリーの移籍金トップはディアラ、ベッカム、ラウル、カッサーノの1億8000万ユーロ(約269億円)、バルセロナのトップはチャビ、プジョール、メッシの1億5000万ユーロ(約224億円)。‘クラック’達の競演に否が応でも期待が高まる。スペクタクル溢れる熱い試合を見せて欲しい。