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2023年、富山県から輸出されたロシア向け中古車はおよそ10万台を数え、依然として高い水準が続いています。

大阪税関伏木税関支署のまとめによりますと、2023年富山県から輸出されたロシア向け中古乗用車の台数は9万7182台で、統計が残る2005年以降、4番目に多くなりました。

政府は2023年8月、ウクライナ侵攻にともなうロシアへの経済制裁を厳しくしましたが、2022年の10万台に迫る数です。

伏木税関支署は「制裁前の輸出台数が多いことが数を押し上げている、富山はロシア向け中古車の輸出拠点として環境が整っていることが背景にあるのではないか」とみています。