火曜日、水曜日でチャンピオンズリーグ第3節も終わり、スペインではいよいよレアル・マドリー対バルセロナの‘クラシコ’モードに突入している。テレビでは‘クラシコ’のスポットCMを流すなどメディアもこの大一番を盛り上げている。

アウェイでのチェルシー戦に1-0と惜敗したバルセロナだが、気になるのはキャプテン、プジョールのケガの具合だろう。後半30分、背中の強打により負傷交代を余儀なくされたプジョール。後半開始5分、CKでの攻防戦でチェルシーのFWドログバと接触し、背中にダメージを負った。

「背中を強打してから、少しずつ痛みがひどくなってきた。座骨まで痛みが走ったんだ」。交代についてプジョールは試合後にそう説明している。そして、プジョール自らライカールト監督に交代を要請したとのことだ。

プジョールが自ら交代を申し出たということは、よっぽどの痛みだったのだろう。彼のケガの状態が気になるところだが、どうやら深刻なケガではないようで、日曜日(22日)、サンティアゴ・ベルナベウのピッチには立てそうだ。プジョールを苦しめているのは痛みのみ。この痛みさえ引けばプレーすることも可能で、何よりプジョール自身、‘クラシコ’への出場に並々ならぬ意欲を燃やしている。あとはチェルシー戦で温存したテュラムを起用するのか、それともプジョールか? ライカールト監督がどう決断するのかに注目が集まる。