【金鯱賞見どころ】6歳でもまだ若いプログノーシスを主力視
プログノーシスは昨年のこのレースで重賞初制覇。その後GI戦線で堅実な走りを披露して地力強化が目覚ましい。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/11(日) 金鯱賞(4歳以上・GII・中京芝2000m)
プログノーシス(牡6、栗東・中内田充厩舎)は6歳だが、まだキャリアは12戦。レース数を使っていない分だけ、衰えもない。デビュー以来、掲示板を外したことがなく安定感は抜群だ。昨年の金鯱賞を勝ってから力を付けていて、前々走の天皇賞(秋)では、強豪揃う中イクイノックスの3着。今年はここから始動してGI初制覇に向かう。鞍上は川田将雅騎手。
ドゥレッツァ(牡4、美浦・尾関知人厩舎)は最も重い59キロを背負うが、唯一のGI馬で能力は断然上位と言える。菊花賞馬だが、2000mでも強い競馬をしていて距離に問題はない。前走でダービー馬を完封。1週前の追い切りも上々で連勝を伸ばす。鞍上はC.ルメール騎手。
その他、中京コース巧者のヤマニンサルバム(牡5、栗東・中村直也厩舎)、前走が不完全燃焼だが、昨年の金鯱賞では3着と好走しているアラタ(牡7、美浦・和田勇介厩舎)、530キロを超す大型馬で、前走が先行して33秒台の上がりで抜け出したエアサージュ(牡6、栗東・池添学厩舎)、菊花賞は不利があり競馬をしていないダービー5着馬ノッキングポイント(牡4、美浦・木村哲也厩舎)など、実力馬が鎬を削る。発走は15時25分。