【山口天気 朝刊2/19】大気の状態が非常に不安定 激しい雷雨・突風に注意！
日付が変わる頃から、西から進んできたまとまった雨雲が県内に流れ込んできています。所々に活発な雨雲がみられ、本降りの雨となっている所があります。
大陸から進む低気圧や前線が、発達しながら、日本付近を通過する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が南から勢いよく流れ込み、大気の状態は非常に不安定となりそうです。
県内はこのあとも断続的に雨で、夕方頃にかけては雨雲が発達しやすくなります。局地的な激しい雨や雷に注意が必要です。南寄りの風も強く吹くため、周囲の状況に十分お気をつけください。夕方頃からは雨のピークは越え始めて、夜は曇り空となる所が多い予想です。
南からの空気が流れ込むため、気温は高めとなるでしょう。今朝から気温は10度を超えているため、厚手の上着をもって出かける必要はなさそうです。
この先は、季節の境目の前線が日本付近に停滞して県内もぐずつく天気がしばらく続きそうです。あす20日（火）は午後ほどにわか雨があり、21日（水）～22日（木）頃は、前線の活動が活発になるため、雨の量がまた多くなる可能性があります。上空には、じわじわと冷たい空気が流れ込むことで、だんだんと気温は下がっていく見込みです。きょう19日（月）は温かい雨となりますが、今週後半にかけては、次第に冷たい雨へと変わっていくでしょう。気温変化に体調を崩さないようお気をつけください。
花粉情報です。週末に比べるとスギ花粉の飛散は抑えられる見込みですが、症状が出やすい方はお気をつけください。
(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)
