《やっぱり料理しかありませんでした》とコメントした鳥羽周作氏だが……

 2023年、女優・広末涼子とのW不倫騒動ですっかり名の知れ渡った鳥羽周作シェフ。しばしの休養期間を経て、この頃は精力的にSNSを更新するようになったが――さっそく騒動に巻き込まれてしまったようだ。

 ことの発端は、2月10日、自身のXに投稿した「無限あんかけもやし」のレシピだった。

《無限あんかけもやし 激安簡単めっちゃうまい フライパンにごま油を入れもやしを炒める しんなりしてきたら混ぜ合わせた調理料を加えソースにとろみがついたらごま油を加えるだけ 熱々のご飯にかけたら最高 まさに貧乏人のルースー炒飯》

 いたって普通のレシピ投稿文に見えるが、注目を集めたのは最後の “貧乏人” というワードだった。投稿を見かけた人から《貧乏人って、失礼な。》とツッコミが入ったのだ。

 たしかにワードだけを見れば強い内容だが、イタリアには卵・チーズ・にんにくで構成された「貧乏人のパスタ」と呼ばれる料理(ポヴェレッロ)がある。ネーミングが面白いうえ、シンプルな料理なため、SNSで料理家たちが紹介することも多い。ある程度日本でも知られてきたレシピ名といえるだろう。

 鳥羽氏が投稿した《貧乏人のルースー炒飯》という言葉も、そうした背景を踏まえているものと思われる。実際、鳥羽氏は、“失礼” という指摘にこう返していた。

《パスタでも貧乏人のパスタという大人気のパスタがあったりします 安くて美味いって意味での話で普通に考えて悪い意味でわざわざsnsに投稿しないでしょ どっちが本当に失礼なんだか 自分のものさしの範囲で人を失礼と言うのは違うし そもそもわざわざコメントしなくて大丈夫です》

 SNSでは鳥羽氏に同情する声も寄せられている。

《「貧乏人の」という表現のレシピはわりとメジャーである。ひねくれた因縁つけるなよ》

《『貧乏人の○○』って料理見かけることあるけど批判してる人たちは知らないのかしら?》

“貧乏人” 騒ぎが呼び水になったのか、《こんなんばっかりだな。もっと美味そうな料理あげろよ。》という声まで登場した。だが、鳥羽氏は《あなたの為にやってないし命令される筋合いも全くない 凄いなしかし笑笑》とすかさず返信している。自粛から半年以上を経て、強気な姿勢も完全復活といったところか。