https://youtu.be/uJMCNJP2ipI?si=5NpRPa5mrLhXfeO7

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旧20世紀フォックス『X-MEN』ユニバースの大人気シリーズ『デッドプール』が初めて(MCU)に合流を果たす注目作『デッドプール3』の正式タイトルは『デッドプール&ウルヴァリン(原題:Deadpool & Wolverine)』となり、待望のUS版予告編映像が初公開となった。

仲間たちと共に、誕生日ケーキでバースデーを祝っていたウェイド・ウィルソン。ウェイドは『デッドプール2』(2018)のラストでタイムマシンを使用し、恋人ヴァネッサなど死んだ人々を蘇らせていた。

「この数年は大変だったね」と、いろいろな意味で現実を反映したようなセリフに、「でも幸せだよ。みんなのおかげだ。僕は世界一幸運な男だよ」と充足したウェイドだが、ケーキの火を消したところに訪問客が登場。ドラマ「ロキ」に登場した、タイムラインを管理する組織TVA(時間変異取締局)だ。

TVAは、神聖時間軸を守るため、本来のタイムラインから逸脱した者を“剪定”、つまり抹消する任務を帯びている。ウェイドの元に現れたのは、ここがマーベル・シネマティック・ユニバースの神聖時間軸ではないからだろう。タイムスティックを取り出して(剪定)も辞さない構えを見せるTVAに、ウェイドは「おいおいおい、それは怖いのか?」「ペギングには慣れてるけど、これはディズニーだぞ」。ペギングとは、いわゆるペニパンを使って男性のア◯ルを責めるプレイのことだ。これはディズニーだぞ!

チラっとカメラ目線を見せ、相変わらずのメタ路線を突き進むことを示唆したウェイドだが、カツラを剥ぎ取られ、タイムパッドを通じて連行されてしまう。

目覚めた先にいたのは、パラドックスなる謎の男。「ウィルソンさん。意識を失っている間、おもらしをしたようですね」。「意識を失ってなんてない。あんたは誰だ?なぜここにいる?」「散歩をしよう」。

ドラマ「ロキ」でお馴染みのTVA内を歩くウェイド。謎のロッカーの中には、デッドプールのコスチュームがハンガーに吊るされている。「ウェイド、君は特別なんだ。ヒーローの中のヒーローになれるチャンスだ」とパラドックス。TVAのモニタには、MCUで繰り広げられたアベンジャーズたちの戦いが映し出されている。

敬礼ポーズをとりながら、「そういうことかよ、センセイ」とウェイド。「このシネマティック・ユニバースは永遠に変わろうとしている。俺は救世主だ。俺は……、マーベル・ジーザスだ」。カジノらしき空間の奥にはウルヴァリンの後ろ姿も映る。

お馴染みデッドプールのコスチュームに身を包み、雪地帯(もしかして、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』冒頭のソコヴィアだろうか?)やディズニーに買収されたことで消滅された「20世紀フォックス」映画オープニング・ファンファーレを背景にした空間(「ロキ」の虚無か?)で、TVAと戦っている。

「ここ、最高だぜ!(God, I love this part!)」と唸っている男はパイロ/ジョン・アラダイス。炎を操るミュータントで、アイスマンと対立していた。『X-メン』(2000)ではアレックス・バートンが、『X-MEN2』(2003)『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)ではアーロン・スタフォードが演じた。今回はスタフォードが再演しているようだ。

映像の最後にデッドプールは吹き飛ばされるが、そこにとある影が近づく。ウルヴァリンだ。ウェイドは「突っ立ってないで手を貸してくれよ、猿。起こしてくれ」と声をかけるが、お馴染みの爪が伸びるのを見ると「いや、大丈夫です!どうもありがとうございます!」ウルヴァリンはお馴染みのスーツ姿で、デッドプールを襲う……。

映像に添えられたキャプションは「誰にでもハッピーエンドはある」というもの。ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンもSNSでユーモアを交えて告知している。

レイノルズはに「マーベル・フェーズの水星逆行にようこそ」、に「デッドプールのポップコーンバケツをお楽しみに」、そして予告編映像と共に映るには「みんなデッドプールの予告編見た?あと、誰か僕の奥さん見なかった?」とコメント。

一方のジャックマンは、に「全くオリジン・ストーリーではない」、“BEST FRIENDS”と刻まれたに「“BEST”は言い過ぎ。“FRIENDS”もそう」、さらに『Deadpool & Wolverine』を『Wolverine & Asshole(ウルヴァリンとクソ野郎)』にを掲載している。

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『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月26日、US公開だ。

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