チャンピオンズリーグ第3戦目、いよいよチェルシーとの大一番を水曜日(18日)に控えるバルセロナだが、この一戦で注目を集める選手の1人にFWエイドゥル・グジョンセンがあげられる。チェルシーで6シーズンを過ごしたグジョンセンは、‘敵’としてスタンフォード・ブリッジに乗り込むが、チェルシー戦でもスタメン出場が濃厚なグジョンセンにとって古巣との対決は特別な試合となることは間違いない。そして、チェルシーのことなら隅から隅まで知っているというグジョンセンは、貴重な勝ち点3を奪うための秘訣をライカールト監督に伝授したようだ。英放送局‘Skysports’のウェブ版で彼自身そう明かしている。

「ライカールト監督には、モウリーニョ監督が採用している戦術についていくつか情報を伝えた。僕は6年間チェルシーでプレーしたし、選手の実力やクセ、それに弱点なんかも知っている。それに、昨シーズン、バルサに勝つために特別に行った練習メニューとかモウリーニョ監督の秘策なんかもライカールト監督に教えたんだ」。

グジョンセンがもたらした情報は、ライカールト監督にとってプラス材料であることは確か。まさに鬼に金棒といったところか?とはいえ、一筋縄ではいかないモウリーニョ監督のこと、さらなる秘策を練っているに違いない。

古巣を知り尽くすグジョンセンだが、逆にチェルシーもグジョンセンを知り尽くしているということでもある。チェルシーに一泡吹かせるべく大一番に挑むグジョンセン。彼の活躍に期待したいところだ。