クラシコが海外展開強化に向けて新体制 ファストリグループ経験者がジョイン
医療用白衣メーカーのクラシコ(Classico)が、1月30日付で新たに取締役COOに福島信広氏、社外取締役に大西秀亜氏が就任したことを発表した。
クラシコは2008年に設立。「世界中の医療現場に、人間的で、感性的で、直感的な革新を生む。」をミッションに掲げ、医療従事者の働き方をアップデートするようなメディカルアパレルを製作している。体制の刷新は事業拡大と海外展開の強化を目的としている。
取締役COOの福島氏は、2001年11月にファーストリテイリングに入社し、2018年9月にジーユーの台湾現地法人で海外事業COOに就任。2023年3月にクラシコに入社後、Medical apparel department 本部長および執行役員に着任した。同氏は、「メディカルアパレル市場において革新的なアプローチを続けながら、世界中の医療従事者に高品質かつ機能的な商品を提供できるよう尽力します」とコメントしている。
社外取締役の大西氏は、2002年2月に「セオリー(Theory)」を展開するリンク・セオリー・ホールディングス(現リンク・セオリー・ジャパン)の取締役CFOに就任し、同社の東証マザースIPOを実現させた。2009年9月にはファーストリテイリング執行役員CFOに就任しグローバル戦略実現を推進。その後独立し、ガンホー・オンライン・エンターテイメント社外取締役、ベーシック社外取締役(監査等委員)、キューブ社外取締役などを兼任し、各社の経営をサポートしている。同氏は「日本国内のみならず、世界をマーケットとして見据えるクラシコの経営に、私の知見をもって貢献できることが、楽しみでなりません」とコメントしている。