掲載:THE FIRST TIMES

写真拡大

■「みんな同世代なので、一緒に“12年前”という大きな壁に立ち向かいながら楽しんでやれたと思います(笑)」(亀梨和也)
主演・石原さとみが3年ぶりに連続ドラマ復帰、亀梨和也と初共演するドラマ『Destiny』に、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実の出演が決定した。

本作は、石原演じる主人公の検事・西村奏が、亀梨演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会。それを機に、封印してきた青春時代の“ある事件”が蘇り、ふたりは“20年に及ぶ運命”の波に翻弄されていくという物語。その中でも特に主人公・奏にとってはもちろん、物語全体の大きな「光と影」なっていくのが、長野で過ごした大学時代の“仲間たち”だ。

中学3年のときに直面した父の死以来“周りに心を閉ざして生きてきた”奏と、家族と折り合いが悪く、孤独な環境ゆえに“本気で人を好きにならないように生きてきた”真樹。そんなふたりが出会った場所であり、奏が生まれて初めて親友を得て、人を愛することを知った場所―長野にある信濃大学のキャンパス。そこにはいつも、大自然と共に青春を謳歌した親友たちの存在があった。

このたび、そのキャストがついに解禁。宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実という豪華実力派俳優陣が顔を揃えた。

さらに、この5人はキャンパスのある長野で揃ってクランクイン。ほぼ“初めまして”のメンバーだが、いきなり大学生時代のドライブ中に、歌を歌うというハイテンションなシーンから撮影はスタートした。

■宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実が、石原&亀梨とキャンパスライフを謳歌!
宮澤エマが演じるのは、頭脳明晰、成績は法学部でいつもトップクラス。聡明で、裏表のない性格の森知美。三谷幸喜が脚本を手掛けたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では北条時宗の次女を演じ、その達者な演技力が大きな話題に。さらに2023年もドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』、『フェルマーの料理』、『罠の戦争』など話題作への出演を重ねた宮澤が、本作では「決まったことに後悔せず生きていく姿や、その時々にベストを尽くす姿がすごく素敵」と語る知美を演じる。

矢本悠馬は、心優しきムード―メーカー梅田祐希役に決定。映画『ゴールデンカムイ』(公開中)をはじめ、映画『Gメン』(2023年)、ドラマ『六本木クラス』(2022年)、さらには多くのコマーシャルに起用、若手世代の演技派俳優として大活躍中の矢本は、祐希を演じるにあたって「僕たちキャストも台本を読みながら、“こういうことか!”と驚く展開が本当に多いんです。最初はあまり、祐希がどういう人物なのかも描かれていないので、“この人、なんなんだろう?”と不思議な感じがすると思うんですが、そのあたりの不自然さも楽しんでいただければ…。本当に1つひとつのシーンが伏線になっていたりするので」とコメント。

そして田中みな実が演じるのは、天真爛漫で華やかなキャンパスライフを送る及川カオリ。一見、仲間の誰よりも恵まれているように見えるカオリだが、“本当に欲しいものは、いつも手に入らない”と常に葛藤している一面も。そんなカオリについて「不安定な気持ちや揺らぎというものに葛藤している、一番わかりやすそうで、一番苦しみを抱えているキャラクターだと思う」と分析した田中。ドラマ『最愛』(2021年)をはじめ、『あなたがしてくれなくても』(2023年)、『ばらかもん』(2023年)など女優として近年目覚ましい活躍を見せる田中が、本作では若さゆえの揺らぎに苦悩する…まさに青春時代の“光と影”の象徴といえる難しい役どころに挑む。