2024年アカデミー賞ノミネート一覧(第96回) ─ 『オッペンハイマー』最多13部門ノミネートで席巻、『哀れなるものたち』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』続く
2024年(第96回)アカデミー賞ノミネート作品が発表された。速報でお伝えする。
今年は過去最多となる93カ国からの投票があり、投票参加者数は過去最高となった。これらのリストをもとに、アカデミー会員が2月22日から27日の間に投票を行う。
最多ノミネートはで13部門。続いて『哀れなるものたち』が11部門、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が10部門。
『バービー』が8部門、『マエストロ:その音楽と愛と』が7部門で続き、『American Fiction(原題)』『落下の解剖学』『The Holdovers(原題)』『関心領域』が同率で5部門ノミネートを果たした。日本からは『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』『PERFECT DAYS』の3作が食い込んでいる。
ノミネーションのプレゼンターはザジー・ビーツとジャック・クエイドが務めた。
Jack Quaid and Zazie Beetz host the announcement of the 96th Oscars® nominations, on Tuesday, January 23, 2024.ノミネート一覧は以下の通り。
2024年(第96回)アカデミー賞 ノミネート作品一覧 / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
作品賞
『American Fiction(原題)』 『落下の解剖学』 『バービー』 『The Holdovers(原題)』 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 『マエストロ その音楽と愛と』 『オッペンハイマー』 『パスト ライブス/再会』 『哀れなるものたち』 『関心領域』主演女優賞
アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』 リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 サンドラ・フラー『落下の解剖学』 キャリー・マリガン『マエストロ その音楽と愛と』 エマ・ストーン『哀れなるものたち』主演男優賞
ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』 コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』 ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』 キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』 ジェフリー・ライト『American Fiction(原題)』助演女優賞
エミリー・ブラント『オッペンハイマー』 ダニエル・ブルックス『カラーパープル』 アメリカ・フェレーラ『バービー』 ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』 ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』助演男優賞
スターリング・K・ブラウン『American Fiction(原題)』 ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』 ライアン・ゴズリング『バービー』 マーク・ラファロ『哀れなるものたち』監督賞
ジュスティーヌ・トリエ『落下の解剖学』 マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』 ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』 ジョナサン・グレイザー『関心領域』脚本賞
『落下の解剖学』 『The Holdovers(原題)』 『マエストロ:その音楽と愛と』 『May December(原題)』 『パスト ライブス/再会』脚色賞
『American Fiction(原題)』 『バービー』 『オッペンハイマー』 『哀れなるものたち』 『関心領域』撮影賞
『伯爵』エドワード・ラックマン 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロドリゴ・プリエト 『マエストロ:その音楽と愛と』マシュー・リバティーク 『オッペンハイマー』ホイテ・ヴァン・ホイテマ 『哀れなるものたち』ロビー・ライアン美術賞
『バービー』 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 『ナポレオン』 『オッペンハイマー』 『哀れなるものたち』衣裳デザイン賞
『バービー』 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 『ナポレオン』 『オッペンハイマー』 『哀れなるものたち』メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『Golda(原題)』 『マエストロ:その音楽と愛と』 『オッペンハイマー』 『哀れなるものたち』 『雪山の絆』作曲賞
『American Fiction(原題)』 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 『オッペンハイマー』 『哀れなるものたち』歌曲賞
“The Fire Inside”『フレーミングホット! チートス物語』 “I’m Just Ken”『バービー』 “It Never Went Away”『ジョン・バティステ アメリカン・シンフォニー』 “Wahzhazhe (A Song For My People)”『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 “What Was I Made for?”『バービー』編集賞
『落下の解剖学』 『The Holdovers(原題)』 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 『オッペンハイマー』 『哀れなるものたち』音響賞
『マエストロ:その音楽と愛と』 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 『オッペンハイマー』 『関心領域』視覚効果賞
『ザ・クリエイター/創造者』 『ゴジラ-1.0』 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』 『ナポレオン』長編アニメーション賞
『君たちはどう生きるか』 『マイ・エレメント』 『ニモーナ』 『ロボット ドリームズ』 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』国際長編映画賞
『Io capitano』(イタリア) 『PERFECT DAYS』(日本) 『雪山の絆』(スペイン) 『The Teachers’ Lounge』(ドイツ) 『関心領域』(イギリス)長編ドキュメンタリー賞
『Bobi Wine: The People’s President(原題)』 『The Eternal Memory(原題)』 『Four Daughters(原題)』 『To Kill a Tiger(原題)』 『マリウポリの20日間』短編ドキュメンタリー賞
『The ABCs of Book Banning(原題)』 『The Barber of Little Rock(原題)』 『Island in Between(原題)』 『The Last Repair Shop(原題)』 『Nǎi Nai & Wài Pó(原題)』短編実写映画賞
『The After(原題)』 『Invincible(原題)』 『Knight of Fortune(原題)』 『Red, White and Blue(原題)』 『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』短編アニメーション賞
『Letter to a Pig(原題)』 『Ninety-Five Senses(原題)』 『Our Uniform(原題)』 『Pachyderme(原題)』 『War Is Over! Inspired by the Music of John & Yoko(原題)』2024年(第96回)アカデミー賞発表は日本時間2024年3月11日。
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