ロナウジーニョが復活の兆しを見せている。先日行われたエクアドル代表との親善試合で後半から出場したロナウジーニョは、カカの逆転ボレー弾をアシスト、チームを逆転勝利に導く活躍を見せた。そして、金曜日(13日)にミニエスタディで行われた練習でのミニゲームでも彼のマジックが錆び付いていないことを改めて証明している。

バルサを、そしてロナウジーニョを一目見ようとミニエスタディに集まった約500人のファンの前でマジカルなプレーを披露し、ファンを楽しませたロナウジーニョ。スタンドからは感嘆の声が飛んでいた。ミニゲームでは、ロナウジーニョ自身鮮やかなループシュートを決め、さらにはサビオラの2ゴールをアシストするなど彼本来の動きが戻ってきたと言えそうだ。

今シーズン、これまで1ゴール、さらには低調なパフォーマンスで批判の矢面に立たされたロナウジーニョがようやく復活の手がかりをつかんだ。練習中も笑顔が溢れるロナウジーニョ。彼自身も手応えを感じているに違いない。一度波に乗ったロナウジーニョを止めるのは至難の業だ。今週日曜日(15日)からは、セビージャ、チェルシー、レアル・マドリーとの大一番が続くバルサにとって嬉しいニュースとなった。とりあえずは明日のセビージャ戦に期待したい。