『きたあかり』の旨さ引き出す「ガレット風」作ってみた!ギュッと押し付けカリカリとろ~り♪【農家直伝】

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こんにちは!東京都八王子市・中西ファームの管理栄養士ファーマー・荒井です。じゃがいもの中でも、男爵やメークインと並ぶくらい人気の『きたあかり』。濃厚な旨味とやさしい甘さが最高なんです!そこで今回は、きたあかりをたっぷり使ったレシピ「ガレット風」をお届け。中にはチーズをたっぷり入れて、外はカリッカリに焼き上げます!きたあかりの良さが前面に出ていて、子どもから大人まで夢中になっちゃいますよ~♪

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ガレットをおいしく作るポイント



ガレットといえば、そば粉を使ったものを思い浮かべるかもしれませんが、じゃがいものガレットもポピュラーなフランスの家庭料理。
本場のレシピはじゃがいもだけで作るシンプルなものですが、チーズをたっぷり入れるのが中西ファーム流です。
やっぱり、じゃがいもにチーズの組み合わせは外せないですよね…!

ガレットをおいしく作るコツは2つ!

① じゃがいもを細い千切りにする
② ギュッと押し付けるように焼く

この2つさえ押さえておけば、間違いなくおいしいガレットが誰にでも作れちゃいます♪
カリッカリの香ばしいガレットを早速作っちゃいましょう~。

カリカリ食感がクセになる!「きたあかりのガレット風」



材料(4人分)
きたあかり(中)※…3個(約350g)
薄力粉…大さじ1
塩…小さじ1/2
こしょう…適量
サラダ油…大さじ2
ピザ用チーズ…50g
ケチャップ(またはピザソース)…適量
乾燥パセリ…適量

※きたあかりが手に入らない場合は、男爵いもなど他のじゃがいもで代用してOK

作り方
1.きたあかりは皮をむき、千切りにする。



ガレットはカリカリ感が命なので、なるべく細い千切りにします。
均一に薄くカットできるスライサーを使うのがおすすめ。千切り用スライサーを使う場合は、お刺身のツマくらい細く切れるものがおすすめです!



でんぷん質が流れてしまうので、水にはさらさないでくださいね!

2.1、薄力粉、塩、こしょうをボウルに入れてよく和える。





3.フライパンに油をひき、2の半量→ピザ用チーズ→2の残り、の順で入れ、弱めの中火で両面それぞれを5分ずつフライ返しなどで押し付けながら焼く。



フライパンにギュッと押し付けることで、香ばしい焼き上がりに。



チーズはどっさりと全体に広げます!量はお好みで調整してくださいね。
個人的には「ちょっと入れすぎ?」くらいがちょうどいいと思います(笑)。



チーズを挟むようにじゃがいもをのせたら、再び押し付けてくださいね!
たまにフライ返しで持ち上げて、焼け具合を確認してみてくださいね。



このくらいの焼き色になればOK!



4.皿に盛り付け、ケチャップやピザソース、乾燥パセリをかけたら完成。





焼き加減バッチリ!じゃがいもとチーズが焼ける香りって食欲そそる~。



一切れ取り分けると、中からはチーズがとろ~り。これはたまらないビジュアル…。
外側はカリッと、中はしっとりした食感で絶品です!ギュッと押し付けて焼いてるので、きたあかりの香ばしさと旨味が最大限まで引き出されています。

しかもそこにチーズがたっぷり…おいしくないわけがない!
ハッシュドポテトに近い味わいですが、細い千切りにして焼いているので重たくありません。



トッピングの定番はケチャップなのですが、ピザソースを塗るとまた違った味わいになりますよ!
ガレットを小さめサイズでいくつか作って、色々なディップで食べるのもおすすめ。
おつまみにするなら、スイートチリソースやサワークリームなどもいいですね。もちろん、ビールとめっちゃ合います(笑)。



ガレットはわが家でも人気なので、いつも多めに作るのですが、毎回あっという間に消えます!
食べ盛りのお子さんがいるなら倍量で作っても問題ないかも。じゃがいもをたくさん使えるので、大量消費レシピとしてもおすすめです。
旬のきたあかりが手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね!

冬がやってきた!…ということはコレの出番です



秋が一瞬で過ぎ去り、急に寒くなった中西ファームのある八王子市小比企町。
過ごしやすかった暖かい日々が嘘のようです(涙)。
そんなわけで今年も「スポットヒーター」の出番。寒さに凍える僕たちの最終兵器です…正直、これナシでは冬は乗り切れません!



おっと、早くもストーブ前でポジショニング争いの予感(笑)。
ずっとここにいたくなる気持ちを堪えて、冬の作業も全員で頑張ります!



寒くなっても直売会は元気いっぱいでやってます!
新鮮野菜を揃えてお待ちしてますので、ぜひ遊びにきてくださいね~。


中西ファーム


東京都八王子市で江戸時代から続く農家の7代目、中西雅季さんを中心に、4ha(ヘクタール)の農地で年間約100種類の野菜を栽培している農業法人。「みんなが自然に集まり楽しめる農園」を目指し、毎週土日の直売会で販売するほか、マルシェ(農産物などの販売市)にも積極的に参加。レンタルスペース「雑荘」など、農業の枠にとらわれない活動も注目を集めている。
詳しくは公式SNSをチェック。https://www.instagram.com/nakanishi_farm/?hl=ja