【野菜の冷凍術】傷みやすい葉物野菜「レタス」を急速に冷凍する方法!アレを使ってフレッシュ完封!

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食品の値上がりが続く中、野菜をおいしく冷凍する冷凍術に注目が集まっています。昨年10月19日放送の情報番組『THE TIME,』では、冷凍食品でおなじみのニチレイフーズの広報・笹嶺舞依子さんがレタスの冷凍術を紹介していました。アルミホイルを使うことでレタスの急速冷凍が可能となり、新鮮さもキープ出来るんですって。これは目からウロコの情報!特価で買ったレタスが新鮮なまま長持ちするなんて♪さっそく実践してみます。

【冷凍の裏ワザ】実は「レタス」は冷凍できるって本当?…答えはYES!「え、アルミホイルを使うの⁉」


ニチレイフーズ公式Xがこちら!


10月19日放送の『THE TIME,』でレタスの冷凍術を教えていたのは、冷凍クイーンの異名を持つニチレイフーズの広報・笹嶺舞依子さん。同社の公式Xにポストされている、レタスの冷凍術を番組で丁寧に伝えていました。

葉物野菜は全般的に葉が薄いため傷みやすく、根菜類に比べると長持ちしない野菜。野菜室で保存しているのをつい忘れ、いざ取り出してみると葉がしんなりとなり、鮮度が失われている場合も…。レタスはシャキッとしたみずみずしい葉がおいしい野菜ですが、鮮度が落ちると味わいも食感もイマイチになってしまいますよね。

しかし笹嶺さんは「アルミホイルを使えば、レタスをおいしく冷凍出来ます」とレタスの急速冷凍術を紹介。レタスは冷凍出来ないと思っていたので、目からウロコの筆者。さっそくレタスを急速冷凍してみます♪

アルミホイルがポイント!「レタスの急速冷凍術」を試してみた!

熱伝導率が高いアルミホイルは、ラップよりも早く冷たくなる素材。保存袋に入れたレタスをアルミホイルで包むことで、レタスの鮮度を保ったまま、冷凍室で早く冷凍することが出来ますよ。



【用意する物】
レタス、冷凍可能なジッパー付き保存袋、アルミホイル

1.レタスを洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取ります。



今回は半玉弱のレタスを冷凍してみることに。水で洗って、キッチンペーパーで水分を拭き取りました。

2.レタスを手で食べやすい大きさにちぎり、ジッパー付き保存袋に入れます。



レタスは、解凍すると水分と一緒に旨味が逃げるため、凍ったまま料理に使うのが鉄則。初めから食べやすい大きさにちぎっておくのがポイントです。

3.ジッパー付き保存袋に入れ、アルミホイルで包みます。



レタスをジッパー付き保存袋に入れたら、空気を抜きながら口を閉じます。



レタス入りのジッパー付き保存袋をアルミホイルで包みます。保存袋の周りにアルミホイルがあることで、保存袋のまま冷凍するよりも短時間でレタスが凍り、鮮度を保ちながら冷凍保存出来るそうです♪

包み焼きなど温かい料理にアルミホイルを使うことはありますが、冷凍に使うのは初めて。これは興味深い!



冷凍室で冷凍します。ちなみに、冷凍レタスをおいしく食べられる期間は約3週間!野菜室で保存するよりも格段に長く保存することが出来ますよ。



冷凍レタスを「スープ」にして食べてみた!



レタスを半日冷凍したら、葉がパリッと凍っていました。水気をしっかりと拭いて冷凍したことで袋の中で冷凍レタスがバラバラに凍り、取り出しやすくなっていました。



レタスの葉を持ってみると全体が均一に凍っていて軽い!画像ではわかりにくいのですが、表面に細かい氷の粒が付いています。手で持っているとあっという間に溶ける感じが。

冷凍レタスは解凍不要というのがよく分かります!それでは、ニチレイフーズの公式サイトで紹介されていた「冷凍レタス入り野菜スープ」を作ってみます♪

~「冷凍レタス入り野菜スープ」の作り方~



【材料】(1人分)
冷凍レタス…約80g
玉ねぎ…1/8個
にんじん…4cm
ウィンナーソーセージ…2本
水…200ml
コンソメ(固形)…1個
塩・こしょう…各少々

1.水と固形コンソメを中火にかけて溶かし、薄切りの玉ねぎ、半月切りのにんじん、5mm厚さの輪切りソーセージを入れて、にんじんがやわらかくなるまで加熱します。



中火で3分くらい加熱すると、約7mm厚さに切った半月切りのにんじんが、やわらかくなりました。

2.冷凍レタスを加え、塩とこしょうで味を調えます。



冷凍レタスを凍ったまま加えます。鍋に入れると、すぐしんなりとした状態に。味見して塩とこしょうで味を調えるとのことですが、筆者にはコンソメの味が濃かったので、逆に水を50mlほど加えて薄め、塩とこしょうは加えませんでした。

固形コンソメ1個に対して水300mlが適量のようなので、野菜や冷凍レタスを加えても少し濃いめの味になると思います。最後に味見してお好みの味に調整してくださいね。あっという間に、野菜たっぷりのスープが完成しました♪



冷凍レタスを使いましたが、生のレタスを入れたかように、青々としたレタスがスープに浮かんでいます♪食べてみるとレタスの歯ごたえは健在。

温かいスープに入っているので葉はくったりとやわらかいのですが、レタスの繊維のシャクッとした歯ごたえを感じます。冷凍レタスは解凍してしまうと旨味が逃げてしまうとのことですが、スープなら旨味がスープに含まれるので、おいしさを損なわずにおいしくいただけました。

スープ以外に、八宝菜のようなとろみを付ける炒め物などにも冷凍レタスを使えそうです!



アルミホイルで急速冷凍すれば約3週間もおいしく保存出来る!



10月19日放送の『THE TIME,』で紹介していたニチレイフーズ直伝のレタスの冷凍術は、保存袋に入れたレタスをアルミホイルで包んで冷凍するだけという超簡単な裏ワザでした!

レタスは冷凍出来ないと思っていた筆者。冷凍してみて、葉が薄いレタスでも葉が冷凍で傷むことなく、解凍後も生のレタスを加熱したような食感を保てていたので、レタスの冷凍術は使える!と思いました。

冷凍レタスは約3週間もおいしく保存出来るので、野菜室でレタスを保存するよりも鮮度を保ったまま長期保存出来ますよ。レタスを買ってすぐに食べ切れない場合は、冷凍するに限る!食材の無駄を省けて食費節約にもつながるので、ぜひお役立てくださいね。