MicrosoftのチャットAI「Microsoft Copilot」のiOS向けアプリが2023年12月29日に登場しました。iOS版のMicrosoft Copilotでは文章だけでなく画像を使ったコミュニケーションも可能なほか、アカウント作成不要でGPT-4とのチャットも可能とのこと。実際にiPhoneにMicrosoft Copilotをインストールして使ってみました。

「Microsoft Copilot」をApp Storeで

https://apps.apple.com/jp/app/microsoft-copilot/id6472538445

iPhoneにMicrosoft Copilotをインストールするには、まず配布ページにアクセスして「入手」をタップ。



Touch IDやFace IDで認証してインストールを進めます。



インストールが完了したら「開く」をタップ。



初回起動時は位置情報の使用許可を求められるので「Appの使用中は許可」をタップします。



続いてトラッキングの可否を尋ねられるので、「Appにトラッキングしないように要求」か「許可」のいずれかをタップします。今回は「Appにトラッキングしないように要求」をタップしました。



以下の画面が表示されたらサービス使用条件をよく読んでから「続ける」をタップ。



これがMicrosoft Copilotのチャット画面です。



チャットするには、画面下部の入力欄に文章を入力して送信ボタンをタップ。今回は「お餅の美味しい食べ方を教えて」と入力してみました。



すると、「磯辺焼き」や「お餅を使ったグラタン」など餅を使った料理がズラズラっと表示されました。



続けて文章を入力しようとしたところ、利用規約への同意とプライバシー関する声明の確認を求められたので、両者を確認してから「続行」をタップしました。



すると、文章入力を続けられるようになりました。



最初の質問の回答に含まれていた「お餅を使ったグラタン」の作り方が気になったので「お餅を使ったグラタンの作り方を教えて」と入力すると、レシピを教えてくれました。



回答の下部には詳細情報にアクセスできるボタンが配置されているので、試しにタップしてみます。



すると、アプリ内ブラウザでレシピサイトが開きました。ブラウザを閉じるには画面右上の×ボタンをタップすればOK。



プログラムのコードを教えてもらうこともできます。



文章入力欄の右側に配置されたカメラボタンをタップすると、写真を撮影して写真の内容について質問することができます。



初回はカメラの使用許可を求められるので「OK」をタップ。



チャットに使いたい被写体をフレームに収めて赤枠で囲ったボタンをタップします。



写真を撮影したら、質問文を入力して送信ボタンをタップ。今回は「何が写ってる?」と入力しました。



すると、「黒いマグカップが写っている」と説明してくれました。



アプリを何度か再起動していると、画面最上部に「GPT-4を使用する」というボタンが現れたのでチェックを入れてみました。



すると、GPT-4が回答してくれるモードに切り替わりました。GPT-4による回答は標準状態の回答よりも出力に時間がかかりますが、標準状態よりも文章が自然になり回答内容も詳しくなっているように感じます。