刃物の町、関市の職人が作った“スマート”なハサミ「SEKI-TEX」とは
ネット通販が一般的になることで、ダンボールを開ける機会が増えています。しかし、ダンボールの開梱作業は微妙に面倒です。ハサミやカッターで開けようとすると、中に入っているものを傷つけてしまう可能性があり、ガムテープなどの粘着物が付着してしまうとハサミやカッターの切れ味が悪くなります。そのため、ダンボールオープナーなどの専用カッターが発売されていますが、わざわざそれを準備するのも面倒です。
そんなときに便利なのがニッケン刃物から発売の「スマートハサミSEKI-TEX」（2640円）。通常時はよく切れるハサミとして利用しながらも、ダンボールを開ける際にも専用カッターのように中身を傷付けずに開梱することができる逸品です。
「SEKI-TEX」の大きな特徴のひとつがスライド式の刃体になっていること。通常時はハサミとして利用しながらも、ダンボールを開梱する際には刃先だけ少しスライドして出すことが可能。刃先が少ししか出ないため中身を傷付けるリスクが軽減されます。
通常、ハサミでダンボールを開けようとすると、ハサミを開いた状態で使用することになるため危険ですが、「SEKI-TEX」ならハサミを閉じた状態で利用できるため安全です。
また、刃物の町として有名な岐阜県関市の職人が1本1本丁寧に均等な刃付けをしているのも大きな特徴です。
刃先は2段の刃付け加工が施されており、2段目の小刃引という作業を職人が手作業で行うことで、抜群の切れ味を実現しています。そのため、ビニールや厚紙など普通のハサミでは切りにくいものでも簡単に切れます。
さらに、刃体にはフッ素コートが塗布されているため、ガムテープなどの粘着物が付着しにくいのもメリット。そのため、切れ味も落ちにくく、粘着物が付着しても布などで簡単に拭き取れます。
持ち手部分は、雫のような個性的で美しいフォルムと、透き通るようなクリア樹脂を使っており、どことなく近未来感を味わえるデザイン。
見た目だけでなく実用性にもこだわっており、どのような向きや持ち方でも最適な握り方を見つけられるような形状です。
全長は20cmで刃渡りは8cm。カラーバリエーションはブラックとグレージュの全2色です。郵送物の開封からダンボールの開梱作業まで、このハサミ一本あればすべて対応可能です。
＜文／&GP＞
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