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大谷のドジャース入りは今後のリクルートにも影響を与えそうだ(C)Getty Images

 今オフMLBストーブリーグの目玉とされていた大谷翔平と山本由伸がともにドジャースへの入団を決めた。大谷は10年総額7億ドル、山本は12年3億2500万ドルの超大型契約を締結し、合計金額は10億ドル以上となった。

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 日本のエース・山本由伸を獲得に成功したドジャースだが、大谷のアシストが光った。現地報道によると、大谷はドジャースと山本の面談に出席。二刀流スターの存在がドジャース入りの後押しになったという声も少なくない。

 そんな中、現地メディアは来季以降も大谷の“勧誘”があるのではないかと予想している。米スポーツメディア『ClutchPoints』は現地時間25日に配信された記事の中で「ロサンゼルスに日本人スターが率いるスーパーチームが誕生するかもしれない」と見解を示した。

 同メディアは将来的なメジャー挑戦が噂されているロッテの佐々木朗希とヤクルトの村上宗隆を「ササキは間違いなくオオタニやヤマモトよりも優れた投球術があり、安定した102マイル以上の速球と、スプリットを備えている。ムラカミはNPBのシーズン56本塁打の記録を作った左のスラッガーであり、WBCでもそのパワーを見せつけた」と紹介。

 その上で、「ドジャースは、侍ジャパンのスター選手たちをロサンゼルスに集結させ、日本人選手率いるスーパーチームを作り上げようとしている。オオタニとヤマモトの存在は、NPBから海を渡ってくる将来のスター選手たちをドジャースと契約させ、ササキやムラカミらを仲間に入れる可能性が高い」と記載し、ドジャースが佐々木と村上の獲得にも動くと予想。今オフのように大谷がドジャースへ勧誘する姿を来オフ以降も見ることができるかもしれない。

 また、大補強に成功したドジャースについて同メディアは「ドジャースはナショナル・リーグの優勝候補であり、そのローテーションとはどのチームも対戦したくないだろう」と投手陣を評価した。「ヤマモトの加入に加え、ウォーカー・ビューラーが怪我から復帰する。この2人は9イニングにわたって相手の攻撃を封じる能力を持っている。これはプレーオフでドジャースに絶大なアドバンテージを与えるだろう」と綴った。

 大谷と山本が加わったドジャース。この2人の存在は来季以降メジャーに挑戦する日本人選手の去就に影響するかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]