【にちにち農ガール】小松菜、ほうれん草、春菊…種を蒔いた葉物野菜の1か月後は⁉間引いた野菜で料理も♪
【にちにち農ガール】「小松菜」「ほうれん草」「青梗菜」「春菊」…秋冬の葉物野菜の種を蒔きました♪
今回はまず、畑の左の列の小松菜、ほうれん草、青梗菜、春菊の状態をチェック！ まだ種を蒔いて1か月しか経っていませんが、不織布の下はこんな状態になっていました。
あれ、真ん中に空白地帯があります。小松菜を2列、ほうれん草2列、青梗菜2列、春菊3列蒔いたはずなので…、ほうれん草がない？
芽が出てこなかったようですが、原因は不明。環境も肥料の量も同じはずなのに、すっぽり抜けてしまっているのは、悲しくもあり、不思議でもあり。
自然界のことなので、そういうこともある！ と、割り切るしかないですね。
間引きには、思い切りが大事！
気を取り直して、奥の春菊から間引いて行きましょう。間引きは、生えすぎてしまった箇所から育てるものだけ残して、あとは小さなうちに収穫してしまうこと。栄養と太陽の光がしっかりと行き渡るように、必要なことなんです。
ただ、春菊は今回間引くよりカットした方が良いということに。
素人のわたしの目から見ると、全部順調に育っているのでカットしてしまうのが勿体なくも感じるのですが、そこは思い切りが大切。アグリス成城の佐々木さんの指導の下、切って良い箇所を確認。茎が枝分かれしている部分からどんどんカットして良いとのこと。
小っちゃくてかわいいけど、しっかり春菊です！ 春菊はどんどん伸びてくるので、育ったところからカットしていって問題無いそう。
その言葉を聞いて、間引くスピードもアップ！ 続いて青梗菜も。
葉が重ならないよう、根元を見て、よく育っているものだけを残します。抜いちゃって良いの!? と、勇気がいる作業です（笑）。
立派に育っている小松菜も、根元を見て、混雑している箇所はどんどん間引きます。まだまだ小さいですが、しっかりとわたしたちが知る小松菜の姿をしていますよね。
間引いた後は、土を中央に寄せるのも忘れずに。
大根も順調に成長中！
そして前回、夏にかぼちゃを育てていたブロックに種から蒔いた、大根の間引きを行います。
1か月でもけっこう育っていますね！1つの穴に4粒蒔く、点蒔きを行ったので、単純に1箇所から4本の芽が出ています。
ということで、最も元気な1本だけ残して、3本を抜いてしまいます。
とは言うものの、どれもちゃんと育っているように見えて、間引く大根を決められないわたしたち（笑）。佐々木さんにアドバイスをもらいながら進めます。
大根の赤ちゃん、かわいい！
勝手がわかれば、あとは躊躇なく抜けるタイプです（笑）。こう見ると、葉っぱもしっかりTHE大根の葉になっていますね～。
間引き後はこんなにすっきりしましたよ！ 先ほどの小松菜、青梗菜、春菊とあわせ、気になる雑草を抜いて、追肥と水をあげて作業終了です！
間引きだけでも、収穫レベルの豊作！
一番左は、他記事で紹介するブロッコリー（花が咲いてしまったver.）ですが、今回の間引きだけでこんなに収穫できました！ もちろん、食べられるので、まゆさんと手分けして、わたしは大根半分と小松菜を持ち帰りました。
そして自宅では、赤ちゃん大根の葉っぱを「ふりかけ」にして、大量消費しました！
作り方も紹介しますね。葉を粗みじん切りにして、かつお節と一緒にゴマ油で炒め、しょうゆ、砂糖、みりんで味付け。水分が飛ぶまで炒め、白ゴマを絡めるだけの簡単レシピです。
味付けは完全にお好みですが、わたしは濃いめが好み♡ご飯が進みますよ～！ 密閉できる保存容器にいれて、冷蔵庫で保存しながら何日間か楽しみました。
残りの大根は、おみそ汁やコンソメスープ、炒め物に入れて活用。食べ盛りの小学生が2人いるわが家では、かさ増しとしても助かりました（笑）。
小松菜は、油揚げと一緒にお浸しに。
こう見ると、間引き菜ってわからないですよね。味も普通の小松菜でした。
こちらも味付けや作り方は家庭ごとにそれぞれかと思います。わたしの場合、油抜きした油揚げを長方形に切り、鍋に水1カップ、みりん、薄口しょうゆを大さじ1ずつ、和風だしの素を入れて煮立たせます。
沸騰したら油揚げを入れ、弱火に。2～3分後に小松菜を入れてさっと煮ます。粗熱を取ったら密閉できる保存容器などに移して、冷蔵庫でさまして味を染み込ませて、完成です！
あ、そうそう。今回、持ち帰った大根を洗っていたら、なかなかなサイズのナメクジに遭遇しました（笑）。葉物野菜の宿命ですね。虫も来るほどおいしい証拠です！ そんな畑仕事の洗礼も受けながら、楽しくちょっとした自給自足を味わえた秋冬野菜の間引き作業でした♪
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アグリス成城
AGRIS SEIJO
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