ホワイト(4番)とマッチアップした三笘。(C)Getty Images

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 12月17日に開催されたプレミアリーグ第17節で、三笘薫を擁する8位のブライトンは、怪我で離脱中の冨安健洋が所属する2位のアーセナルと敵地で対戦。後半にガブリエウ・ジェズスとカイ・ハバーツにゴールを奪われ、0−2で敗れた。

 三笘は3日前のマルセイユ戦(1−0、ヨーロッパリーグ)に続き、フル出場。チーム全体でシュート0本に終わった前半は見せ場を作れなかったが、後半に入って徐々にゴール前でボールを持てるように。82分にはオーバーラップから右アウトサイドで完璧なラストパスを送り込むも、ダイレクトで合わせたパスカル・グロスがビッグチャンスを逃した。

 そんな日本代表MFに対し、現地メディア『Sussex World』は採点記事で及第点の6点を付与。決定機演出には賛辞を寄せた。
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「静かな立ち上がり。(ブカヨ・)サカへのファウルで警告を受けた。同点ゴールを狙うなか、ボックス内で倒れたが、何も与えられなかった。グロスへの見事なクロスはゴールに値した」

 また、『90min』は5点で、38分にイエローカードを受けて以降は、あまり強く行けなくなった相手DFベン・ホワイトに対し、もっと仕掛けるべきだったと指摘した。

「ブライトンで最もクリエイティブなアタッカーの1人だが、残念ながら静かな午後だった。特にホワイトにイエローが提示されてからは、もっと試すべきだった。試せる時間は多くあった」

 過密日程に加え、怪我人続出で厳しい状況ではあるが、ブライトンは中3日で迎える次節のクリスタル・パレス戦までに、今季リーグ戦初の完封負けから立て直せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部