エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平【写真:ロイター】

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投稿から2時間あまりで約100万いいねを記録

 エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手がドジャース移籍決断を表明したインスタグラムの投稿に、胸を打たれるファンが続出している。投稿からわずか2時間で約100万いいねを記録。英語で綴られたメッセージには、“らしさ”のにじむ配慮も。コメント欄には「この歴史的な日に生きていられる事が嬉しい」「あなたと同じ時代に生きられて幸せです」と感涙の声が寄せられた。

 真っ先に述べたのは“謝罪”。「決断に時間がかかってしまい申し訳ありません」と、大きな注目を浴びた情報合戦に自ら終止符を打った。メジャーの移籍市場が停滞する一因にも指摘されていただけに、自らが与える影響力は大谷自身も理解していたに違いない。

 次に、ドジャースでの決意より先に、6年間在籍したエンゼルスへの感謝を強調。「いい時も悪い時も支えてくれたエンゼルスファンのサポートと応援は、僕にとってとってかけがえのないものでした。エンゼルスで過ごした6年間は、一生僕の心に残り続けます」と別れを惜しんだ。

 そして、自らの人生だけでなく、野球界を背負う宿命を直視。「現役最後の日まで、僕はドジャースのためだけでなく、野球界のために、前向きに努力し続けたいです」と決意。溢れる思いは表現しきれないようで「ここでは伝えきれていないことがあるので、この後の会見で僕の思いを伝えられたらと思います」とまとめた。

 実に大谷らしい言葉の数々。ファンからは「大谷さんのメッセージから、改めてお人柄の素晴らしさに感銘を受けました」「想いの込もったメッセージ、素晴らしいです」「自分の人生のことだから決断に時間がかかることは当たり前で謝る必要はありません」などとコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)