Android版のGoogleドライブには、書類やレシートなどをスキャンしてPDFファイルに保存する機能が以前から備わっています。この文書スキャン機能が、iPhoneとiPad版アプリでも使えるようになりました。

↑アップルデバイスでも使いやすくなった

 

本機能を起動するには、右下の「+(プラス)」ボタンの上に追加された新しいカメラボタンをタップします。これによりビューファインダーが起動し、自動的にスキャンを行うことができます。PDFファイルとして保存することで、写真と違って検索しやすくなります。

 

このカメラは「最高品質のスキャンを行うためにドキュメントの位置を決める手助けをする」もの。さらに「+」を押すことで複数ページをスキャンし、1つのファイルにまとめることも可能です。左下のプレビューをタップすると、画像の切り出しや回転、カラー、グレースケール、白黒、写真などのフィルターも使えます。

↑iPhoneとiPad版アプリでも使えるようになったスキャン機能(画像提供/Google)

 

また米国のみ、機械学習が文書を分析し、タイトルを提案してくれます。日本向けにも提供を望みたいところ。

 

このiOSおよびiPad版アプリでの文書スキャン機能は、「すべてのGoogle Workspaceをご利用のお客様と、Googleアカウントをお持ちの個人ユーザーがご利用いただけます」とのこと。つまり無料ユーザーでも使うことができます。

 

ただしユーザーによりアプリ更新に時差があるため、すぐに使えない場合は少し待つと良いでしょう。最新アプリのバージョンは「4.2023.46227」であり、それより古いバージョンではまだ利用できません。

 

Source:Google