業務スーパーで販売されている『タラチャンジャ』をご存じでしょうか。

マダラの胃袋を辛味だれに漬け込んだ冷凍塩辛です。焼肉店などで見かける料理ですね。もともとはチャンランという韓国料理なのだそう。独特の歯ごたえがある食感と優しい旨辛味で、白米ともお酒とも相性が良い一品ですよ。

価格・コスパは?

『タラチャンジャ』は527円(税込、税抜488円)で販売中。内容量は300g。製造・販売は明神フード。

以前(2020年)に紹介した際は537円だったので、2%ほどの値下がり。製造者のみヒカリ扇から明神フードに変更されていますが、原材料などを見るに同一の商品のようです。コスパ(単価)は100gあたり約176円。一般スーパーでたまに見かける冷蔵チャンジャは300円/100g程度するので、比較的手頃な価格設定と言えます。

使い方は?

チューブ型のパッケージに入った冷凍チャンジャ。冷蔵庫に2〜3時間置いて解凍したら、先端をカットして少量ずつ絞り出して使えます。基本的には単体でそのまま食べる料理ですが、チャーハンに混ぜるなどのアレンジを加えてもおいしく仕上がりますよ。

味わい・食感は?

細かく刻んだマダラ胃袋を主役にした魚介塩辛です。味付けはコチュジャン風の甘辛だれをベースに、いわしとオキアミを加えて旨味を足しています。

刺激の強すぎない旨辛テイストに、千切り大根のシャキシャキ感も相まって、全体的にはキムチに近い食べ物となっています。

マダラの内臓はコリコリした弾力がある独特の歯ざわり。ごま油とにんにくの香ばしさを足すことで、魚介の旨味をぐっと引き立てたバランスです。タレの甘辛感に埋もれない複雑な風味があって、とにかくご飯がはかどるおいしさですね。

チャーハンアレンジもアリ

そのままおつまみやご飯のお供にするのはもちろん、チャンジャチャーハンにアレンジしても美味。

見た目よりも辛味が主張しないため、主に魚介とごま油の香りが広がって、上品かつマイルドな味わいに仕上げてくれます。

意外とクセが控えめで料理にも使いやすく、珍味系のなかではかなりチョイスしやすい部類に入りますよ。

『タラチャンジャ』のカロリーは?

カロリーも確認しておきましょう。

『タラチャンジャ』は100gあたり212kcal(炭水化物 35.3g、食塩相当量 3.9g)、1食あたり50gとした場合は106kcal(食塩相当量 約2g)。カロリーというよりは塩分量に気をつけてどうぞ。