ここ数日に渡ってバルセロナがアルゼンチンの主要スポーツ紙を賑わしている。バルサは、ボカ・ジュニアーズ所属のMFフェルナンド・ガゴ(20)とFWロドリゴ・パラシオ(24)の2選手に興味を示しており、同クラブのテクニカル・ディレクターであるチキ・ベギリスタインは、この2選手のプレーをチェックするため日曜日(8日)に行われるリーベルとの‘ダービー’戦を観戦する予定と報じられている。

‘Clarin’紙のウェブ版では、「ベギリスタイン、ガゴとパラシオのプレーを見るために、リーベル対ボカの‘スーパークラシコ’を観戦」とタイトルを銘打ち、ベギリスタインは、ボカの中心的存在であるガゴとパラシオについて話し合いを行うためにマウリシオ・マクリ会長と会談を持つ予定だとも付け加えている。

‘La Nacion’紙は、「スペインの2大クラブから興味を示されているガゴに大きな展開」と報じた。レアル・マドリーもガゴ獲得に興味を示しており、同クラブのスポーツ部門責任者であるフランコ・バルディーニがここ数日にもブエノスアイレス入りし、交渉を始める予定であり、ベギリスタインが日曜日の‘ダービー’を観戦するとも伝えている。

また、‘Ole’紙も「ガゴの将来はカタルーニャにあり?」と銘打っている。

「R・マドリーのようなビッグクラブが僕に興味を示しているなんて光栄なことだよね。R・マドリーでプレーするのは夢みたいな話しだ」。

リーガでのプレーを夢見るガゴは、そう気持ちを明かし、R・マドリー移籍に前向きな姿勢を見せている。

ガゴ獲得を巡ってバルサとレアル・マドリーの間で激しい争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。果たしてガゴの気持ちはどちらに傾くのだろうか?