投手王国に危機、大物2人が流出も 戦力外は6選手&鉄腕は自由契約…DeNAの戦力整理
今永はポスティングによるメジャー移籍目指す、エスコバーは自由契約に
DeNAは今季74勝66敗3分けで3位。昨年の2位に続いてAクラス入りを果たした。1998年を最後に遠ざかっている頂点へ、今後どんな補強に乗り出していくのか。エース今永昇太投手のポスティングシステムによるメジャー移籍を承認しており、退団は確実。現在の支配下選手は64人で、上限の70人まで補強の余地を残している。
今オフは藤田一也内野手が引退。田中健二朗投手、平田真吾投手、宮國椋丞投手、笠原祥太郎投手、池谷蒼大投手、田中俊太内野手の6選手が戦力外通告を受けた。
外国人選手ではトレイ・アンバギー外野手が退団。そして、2017年途中から在籍していたエドウィン・エスコバー投手を自由契約にした。また、米メディアによると、トレバー・バウアー投手がメジャー復帰を模索しているという。
そして、今永昇太投手はポスティングでのメジャー移籍が確実。加えて今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した戸柱恭孝捕手、石田健大投手の去就も現状では決まっていない。
一方、ドラフト会議では支配下で6選手を指名。3球団が競合した度会隆輝外野手(ENEOS)を引き当てたのは朗報だろう。今永、エスコバーが抜けたと仮定し、ドラフト6選手も含めて支配下選手は64人。バウアーも抜けた場合は63人で、補強の余地は残している。今後の動向が注目される。(Full-Count編集部)