UEFAカップ、グループリーグの組み合わせ抽選会がスイスのニヨンで行われ、セビージャ、エスパニョール、セルタ、オサスナらスペイン勢の対戦相手が決まった。

連覇を狙うセビージャは、グループCに入り、AZアルクマール(オランダ)、スロバン・リベレツ(チェコ)、グラスホッパー(スイス)、スポルティング・ブラガ(ポルトガル)と対戦する。抽選結果を受けセビージャのフアンデ・ラモス監督は次のようにコメントを残している。

「アルクマールは対戦したくなかった相手の一つだが、深く考える必要はない。厳しい戦いとなるが、決勝トーナメント進出に向け、希望を持って戦わなければならない」。

オサスナは、グループDでパルマ(イタリア)、ランス(フランス)、ヘーレンフェーン(オランダ)、オーデンセ(デンマーク)と対戦。オサスナのシガンダ監督は、「この結果に満足している。素晴らしいライバル達だし、決して簡単にはいかないだろうが、我々もライバル達と戦える戦力は十分に揃っている」と語っている。

エスパニョールは、グループFでアヤックス(オランダ)、スパルタ・プラハ(チェコ)、オーストリア・ウィーン(オーストリア)、ワレヘム(ベルギー)と対戦する。

そしてセルタは、ニューカッスル(イングランド)、パレルモ(イタリア)、フェネルバフチェ(トルコ)、フランクフルト(ドイツ)と同組、グループHに入ったが、厳しいグループに入ったと言っていいだろう。セルタのグスタボ・ロペスは、「素晴らしい試合になるだろうね。ポテンシャルを持ったチームが揃ったし、スペクタクル溢れる試合を見せることができるはずだ」と早くも意気込みを見せている。

各チームは、10月19日から12月14日にかけてホーム&アウェイ形式で各2試合を戦い、各グループ上位3チームとチャンピオンズリーグ、グループリーグを3位で敗退した8チームの計32チームで決勝トーナメントを戦うことになり、2007年5月16日、グラスゴーで行われる決勝戦を目指すことになる。UEFAカップのグループリーグもいよいよ始まり、ヨーロッパでの戦いもますます熱くなる。スペイン勢の活躍に期待したい。