王貞治×栗山英樹、豪華対談で“大谷翔平”を徹底分析!2人が紐解く“究極の本塁打論”
タモリが司会を務める大型特番『タモリステーション』。
10月27日(金)放送の同番組では、日本人初のアメリカ・メジャーリーグ(MLB)ホームラン王という偉業を成し遂げた大谷翔平選手をクローズアップ。
怒涛の2023年を振り返るとともに、世界中が注目する来季の活躍予想まで、大谷選手を多角的に深掘りしていく。
その目玉企画のひとつが、868本塁打の世界記録を誇る王貞治氏と侍ジャパン前監督・栗山英樹氏による豪華対談。
2023年の大谷選手の映像を確認しながら、2人のレジェンドが彼のスゴさを徹底分析する。
◆王貞治氏&栗山英樹氏が紐解く“究極の本塁打論”
毎年40本のホームランを20年打ち続けてもたどり着くことができない、868本という前人未到の世界記録を打ち立てた“世界のホームラン王”王貞治氏。
その王氏は、日本人初のMLBホームラン王という大谷選手の歴史的快挙について、「(球団数の多い)メジャーリーグでは、初めて対戦するピッチャーが多い。だから日本で打つよりもアメリカで打つほうが難しいと思う」とコメントする。
続けて「その中で、力負けもせず、むしろ相手に“大谷にはかなわない”と思わせるほど、ホームランの中身がすごかった。彼は技術だけじゃない。自ら幅広く、奥深く考えながら相手と勝負したことがいい結果のもとになった」と分析。
「アメリカ人が待ち望んでいたヒーローが、大谷翔平という日本人だったんですね」と手放しでたたえた。
また、王氏は大谷選手のホームラン映像を踏まえて、圧巻のバッティングをつぶさに解説。「“飛ばす”のではなく、“飛んでいっちゃう”打ち方をしている」と評する、その言葉の意味とは。
王氏は大谷選手の打撃シーンから、いったいどんな“真実”を見抜いたのか?
◆時代もフォームも異なる2人の意外な共通点
対談では、王氏の“一本足打法”と大谷選手の“ノーステップ打法”、その意外な共通点も明らかに。
これには、栗山氏も「見た目(フォーム)は違いますが、結局、同じことをしているということ…!?」と驚きを隠しきれない。そんな2人が語る、究極の本塁打論とは?
また、王氏は栗山氏が監督を務め、日本が14年ぶりの優勝をはたしたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も振り返り、決勝直前の大谷選手の“憧れるのをやめましょう発言”に注目する。
「大谷のあのひと言は(チームにとって)ものすごく大きかったと思いますよ。本当にいいポイントを突いてくれたと思います」と、侍ジャパン優勝の背景にその名言があると指摘する。はたして大谷選手の言葉がチームにもたらしたものとは?
さらに、これからの大谷選手への期待も語り合う2人。彼に目指してほしい、さらなる高みとは?
◆タモリが番組の“進化&深化”を実感!
タモリは、憧れの大スターでもある王氏の詳細解説に、「王さんがあんなにも詳しく解説してくださるとは…。すべてが興味深かった!」と感心しきり。
「王さんと大谷選手、まったく違うバッティングだと思っていたら、ある点ではまったく同じなんですね。矛盾するものを内包しているんですからスゴイ。もはや理論を超えている」と驚嘆していた。
2022年1月の初回でも大谷選手にスポットを当てた『タモリステーション』。
タモリは今回の収録を終えて、「昨年より、番組内容が濃く深く、さらに進化していると思いますね。細部にわたってさまざま分析していますので、野球の見方、大谷選手の見方が変わると思いますし、スポーツそのものの楽しみが増えると思います」と太鼓判を押す。
大谷選手の進化に導かれるようにして、番組自体の掘り下げもさらに深くなったことを明かした。
このほか、スタジオには野球解説者で名球会の理事長でもある・古田敦也氏、元メジャーリーガー・五十嵐亮太氏らも集結。一同で大谷選手を存分に語りつくすとともに、番組の独自&総力取材で彼の活躍の秘密に迫っていく。