鎌田大地がユベントス戦でアシストを記録【写真：ロイター】

写真拡大

ラツィオはユベントスに1-3で黒星

　イタリア1部ラツィオは、9月16日に行われたセリエA第4節ユベントス戦で1-3と敗れた。

　日本代表MF鎌田大地は開幕から4試合連続スタメンとなったなかで、移籍後初のアシストをマーク。海外メディアでは、敗戦の中で及第点の「6点」が付けられている。

　鎌田が4-3-3のインサイドハーフに入ったラツィオは、前半10分にいきなり失点して先制を許す。同25分には鎌田がシュートを狙ったが、相手GKヴォイチェフ・シュチェスニーの好守に遭い、ゴールはならなかった。

　後半に入り、ラツィオは鎌田のパスからイタリア代表FWチーロ・インモービレ、ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソンが立て続けにシュートを放つも決められず。そのなかで後半19分、鎌田は敵陣でイタリア人DFアンドレア・カンビアーゾからボールを奪取。鎌田からパスを受ける形となったスペイン代表FWルイス・アルベルトが豪快な一撃をゴール右上に決め、1点差に詰め寄った。

　しかし、ラツィオは後半22分に3点目を失い、鎌田も後半33分にフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージと交代。チームはそのまま1-3で敗れた。

　衛星放送「ユーロ・スポーツ」は、選手採点（10点満点）でイタリア代表GKイバン・プロヴェデルにラツィオで最高の「7点」、ゴールを記録したスペイン代表FWルイス・アルベルトに「6.5点」を与えた。それに続いたのが、鎌田の「6点」だった。

「マテオ・ゲンドゥージよりも優先的に起用され、前半25分には危険なシュートを放つ。非常に機動力があり、積極的なプレーを見せたが、決定力だけが欠けていた」

　開幕からスタメンの座を守っている鎌田。セリエA初アシストをきっかけに、さらに勢いに乗っていきたいところだ。（FOOTBALL ZONE編集部）