3勝1敗、勝ち点9と開幕ダッシュに成功し、現在リーガ5位につけるアトレティコ・マドリーは、今週末(10月1日)に宿敵レアル・マドリーとの‘マドリー・ダービー’を迎える。アトレティコのキャプテン、フェルナンド・トーレスがスペインのラジオ番組に出演し、‘マドリー・ダービー’への意気込みを語り、ベルナベウでの自身‘初ゴール’を誓った。

「両チームとも調子は良い。でも、レアル・マドリーはプレースタイルでの批判を受けているし、プレッシャーもある。そういう点で僕らに有利となるはずだ。ホームだし、彼らは攻撃的に来るだろうから、逆にそこを突けると思う。バルサ戦のようにね。ダービー戦は他の試合とは違う。勝つことが大事なんだ。勝利への大きなポイントは、先制ゴールを奪うことにあると思う」。

R・マドリー戦ではこれまで1ゴールも挙げていないトーレス。それを恥じてはいないとするが、ゴールへの意欲は誰よりも強い。

「日曜日はゴールを決めるつもりだ。そろそろ決めてもいい時だ」。

今回こそゴールを決めると誓うトーレス。そのトーレスの前には、カンナバーロとセルヒオ・ラモスのセンターバックコンビが立ちはだかるが、それを恐れる必要は全くないとも。

引き分けに終わっても、ベルナベウで勝ち点1を奪えれば悪い結果ではないとするトーレスだが、今シーズン3勝1分けと負けなしのレアル・マドリーに土をつけたいという想いはメンバーの中でも人一倍強いはずだ。

リーガと国王杯で優勝し2冠を達成した95/96シーズン以来となる絶好調さを見せるアトレティコと、3シーズンぶりのタイトル奪還を目指すR・マドリーとの‘マドリー・ダービー’はこれまでになくヒートアップしそうだ。