マーメイドの祖母のフラワーパーク(96年5月、撮影:高橋正和)

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 名スプリンターの孫となるマーメイド(牝2、栗東・寺島良厩舎)が、日曜阪神5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビューする。

 マーメイドは父サトノアラジン、母クリアンサス、母の父Redoute's Choiceの血統。母は11年のマーガレットSの勝ち馬。祖母のフラワーパークは96年に高松宮杯とスプリンターズSを制した名スプリンター。15年に東京新聞杯を制し、安田記念で2着となったヴァンセンヌは叔父となる。

 7月にゲート試験に合格後、一旦放牧に出され、8月半ばに帰厩。その後は今村聖奈騎手が騎乗して、入念に乗り込まれている。1週前のCWコース追いでラスト1F11秒2をマークするなど、動きも上々。祖母の名を高めるような走りを期待したい。