19年の京都新聞杯を勝利したレッドジェニアル(ユーザー提供:サタローさん)

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 19年の京都新聞杯(GII)を制したレッドジェニアル(セ7、栗東・高橋義忠厩舎)が8日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は乗馬となる予定だが、繋養先は未定。同日、JRAがホームページで発表した。

 レッドジェニアルは父キングカメハメハ、母レッドアゲート、母の父マンハッタンカフェという血統。近親に97年のダービーグランプリ(交流G1)を制したテイエムメガトンがいる。

 本馬は19年1月に京都競馬場の3歳新馬戦でデビュー。3戦目に初白星を挙げ、同年5月の京都新聞杯で重賞初挑戦を迎えた。11番人気と評価は低かったが、中団から上がり最速の末脚で差し切って勝利。のちの日本ダービー馬ロジャーバローズを破り、初タイトルをつかんだ。

 その後は日本ダービー、菊花賞でGIの舞台も経験。古馬になってからも芝の中距離路線を支え、20年の鳴尾記念では3着に健闘した。今月3日の丹頂Sがラストランとなり、通算成績は23戦2勝。

(JRAのホームページより)