未勝利戦を快勝したルージュスエルテ(撮影:小金井邦祥)

写真拡大

 今月3日に新潟の未勝利戦を快勝したルージュスエルテ(牝2、美浦・国枝栄厩舎)。国枝栄調教師は「次は平場も含めて東京の芝1400m戦になるかな。マイルまでは距離を持たせたいけどね」と、今後の見通しを語った。

 同馬は父ハーツクライ、母リュズキナ、母の父Storm Catという血統。半兄に21年の京都新聞杯を制したレッドジェネシスがおり、父ハーツクライにとっては最終世代にあたる。

 単勝1.4倍と大きな注目を集めていた初陣では、スタートからスムーズさを欠き7着だった。迎えた2戦目は積極的な競馬でハナに立ち、直線で追い出されると後続を一気に引き離して5馬身差をつけて圧勝。戦前からの期待を超えるパフォーマンスで勝ち上がりを決めている。