一昨年のスプリンターズSを制したピクシーナイト(撮影:橋本健)

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 2年前のスプリンターズSを制したピクシーナイト(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)が、セントウルステークス(3歳上・GII・芝1200m)で復活を目指す。

 ピクシーナイトは父モーリス、母ピクシーホロウ、母の父キングヘイローの血統。昨年のラジオNIKKEI賞を制したフェーングロッテンの半兄となる。デビューから短距離路線を歩み、3歳夏以降はスプリント路線へ。CBC賞、セントウルSと2戦連続して2着にまとめると、スプリンターズSでGI初制覇を果たした。しかし、続く香港スプリントで落馬事故に巻き込まれて転倒、競走中止して、左前脚の膝を骨折。長期休養を強いられることとなった。復帰後は高松宮記念が13着、京王杯SCが8着だが、前走は復調を感じさせる走りだった。まだまだ衰えはないはずだ。

 今回はスプリンターズSに向けて、ある程度の結果を出したい一戦。実績では一番だけに、できれば勝って大一番に挑みたい。