セイカメテオポリス重賞3連勝なるか(撮影:高橋正和)

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 9月6日(水)に大井競馬場で行われる東京記念(3歳上・SI・ダ2400m)。1964年に創設された伝統の一戦は、第1回から変わらず同一距離で行われている。

 JBCクラシックの指定競走になっており、同レースを目指す中長距離適性馬が一堂に会す一戦。2400mのスタミナ比べを制し、大舞台への切符を手にするのはどの馬か。発走予定日時は6日(水)の20時10分。主な出走予定馬は以下の通り。

■セイカメテオポリス(牡5、大井・渡辺和雄厩舎)

 3歳秋の戸塚記念で重賞初制覇を飾り、その後も南関東の中長距離重賞で好走を続ける。今年の春には笠松のオグリキャップ記念、大井記念を勝利し充実一途。勢いそのままに重賞3連勝を飾るか。

■ヴェルテックス(牡6、大井・藤田輝信厩舎)

 21年には浦和記念で3着に入り、続く名古屋グランプリで重賞タイトルを獲得。さらに年明けの川崎記念でも3着に健闘するなど、長距離への適性と実績は申し分なし。転入初戦でも要注意の一頭だ。

■マンガン(牡6、船橋・石井勝男厩舎)

 大井の2400m、2600mは6回走って掲示板を外したのは1度のみ。21年の金盃を9馬身差で圧勝するなど、適性は疑いようがない。トライアルは2年連続の制覇。今年こそ本番でも白星をつかみたい。

 そのほかにもトライアルで3着に入ったフレッチャビアンカ(牡6、船橋・川島正一厩舎)、連覇を狙うランリョウオー(牡5、浦和・小久保智厩舎)などが出走を予定している。