【セントウルS展望】スプリンターズSの前哨戦、人気どころが順当に好走する傾向
スプリンターズSの前哨戦で、毎年一線級の始動戦に選ばれている。それもあって1番人気は11年連続連対中であり、波乱の余地は大きくない。
1.若い馬が強い
過去10年のうち阪神で行われた7回で、5歳以下が7勝。2着も6頭が5歳以下だった。開幕週のスピードレースであり、またGIへ向けた有力馬が出走してくるだけあって若い馬の方が優勢。
2.追い込みは届かない
開幕週の馬場で行われることから、直線だけでの追い込みは届かない。過去10年のうち阪神で行われた7回で、4角7番手以下の馬は[1-2-3-47]で複勝率11.3%。
3.軽量馬は苦戦傾向
過去10年のうち阪神で行われた7回で、馬体重が459kg以下だった馬は[0-1-2-14]で複勝率17.6%だが勝ち切れていない。馬格のある馬を軸で選ぶ方が良さそう。
アグリはこれまで1200mでは良績を残せていないが、高松宮記念は不良馬場、チェアマンズSPでは初の海外遠征で一線級相手と、ここ2走に関しては見直す余地がある。2月の阪急杯の勝ちっぷりなどからして阪神は得意コースであり改めて期待したい。