「大学出たての三笘薫にぶちのめされた」ポステコグルー監督、川崎vsマリノス戦の衝撃を明かす

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今季からトッテナムを指揮しているアンジェ・ポステコグルー監督。

2018〜2021年までは横浜F・マリノスを率い、その後にはセルティックで旗手怜央らを指導した。

そのポステコグルー監督の発言が話題になっている。

現在、ブライトンで活躍する三笘薫は、川崎フロンターレ時代からすごかったと話していたのだ。

「日本での三笘のデビューを見たよ。私は相手ベンチにいた。

大学を出てすぐにやってきた彼は我々を破壊した。

彼のことを全く知らなかったので、相手チームの関係者に聞いたんだ。『あいつは誰だ?大学を出たばかりでなぜあんなにいいのか?』ってね。

彼は参考書を片付けると我々をぶちのめした。あの日の彼と旗手さ。大学からプロに来る選手たちがいる。

(セルティックで三笘を獲得しようと)したが、ブライトンがシャープすぎた。結局、怜央を獲得することになった。

当時、セルティックの人間には伝えたよ。ブライトンは三笘をベルギーにレンタルしたが、彼を見ておけとね。彼がプレミアリーグに来たら、ズタズタにすることは分かっていたよ」
「私は異なる旅をすることで考えが変わった。オープンマインドを次の仕事に生かす。

スコットランドに行った時は3〜4人の日本人を連れてこようと思った。少し過激だと言われたが、実際にはそうではない。

私はここでも同じだし、日本のことだけではない。

選手を見るとき、誰もが見ているものだけを見てはいけない。

一部の選手に高額が支払われるのには、当然理由がある。

そこにタレントがいるのは理解しているが、最高のタレントが5000万ポンドから1億ポンド(92億円〜184億円)のマーケットだけにいるとは信じていない。

他人が見ているもの以外にも目を向ける準備があれば、とてもいいサッカー選手はいるものだ。そして、 その才能に驚かされることだろう」

三笘は筑波大学、旗手は順天堂大学から特別指定を経て、川崎入りしている。

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ポステコグルー監督はセルティックでも三笘を獲得しようとしていたことを明かしつつ、大金を投じるのではなく彼のような才能を見つけることもできると感じているようだ。