待望の初勝利を目指すデッドリー(昨年11月撮影、ユーザー提供:mailaさん)

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 土曜中京4Rの3歳未勝利(芝2000m)はデッドリー(牝3、栗東・中内田充正厩舎)の素質を買う。

 過去2戦は芝1800mで0秒8差の4着、0秒9差の6着と結果を残せていない。ただ、いずれのレースも力み加減の走りで、十分に脚がたまっていなかった印象。確かに乗り難しそうなタイプだが、力負けでないことも事実だ。

 今回は4カ月ぶりの実戦となるが、注目は6日のCWコース1週前追い。全体時計の6F80秒3も優秀だが、何よりラスト1Fの10秒9が圧巻だった。これはこの日の一番時計。以前から攻め駆けするタイプではあったが、テンから飛ばしての好時計ではなく、最後までしっかりと脚を使えた点に折り合いの成長を感じる。この走りをレースで再現できれば大丈夫。今度こそ待望の初勝利だ。