コストコで販売されている『さんま蒲焼』はご存じでしょうか。

骨を取ったさんまの身に、甘辛いたれを絡めてあります。これがなんともご飯の進む味! お茶漬けも合うし、卵焼きの具にしてもおいしい。とても優秀なおかずです。以前にもご紹介したことがありますが、かなり時間が経ち、お値段も上がっているので、改めて取り上げておきましょう。

『さんま蒲焼』の価格・内容量は?

こちらがコストコの魚介コーナーで販売されている『さんま蒲焼(COOKED SANMA)』(品番:95943)。お値段は100gあたり238円(税込)です。1パックに10枚入っていまして、購入したものは816gで1,942円(税込)でした。1枚あたりは82gで194円といったところ。原産国は台湾となっています。

以前に紹介した際は、原料原産地は北海道で、お値段は固定の1,280円(税込)でした。ここ数年、日本ではさんまの不漁が続いていたので、輸入物になったようです。そしてお値段は、そのころと比べて52%も割高に…。というわけで、この機会に改めて取り上げておきましょう。

『さんま蒲焼』は焼き調理済み?

さんまは開いて骨を取ったものに、トロッとしたたれをまとわせてあります。調理済みなので、このまま食べることが可能。温める場合は、アルミホイルに包んで、オーブントースターで加熱するとよいでしょう。

『さんま蒲焼』はどんな味?

甘辛いたれが、さんまの身のうまみや脂のコクと相性バッチリ! 見た目はしょっぱそうですが、味付けがそれほど濃くなく、食べ進めやすいですよ。かいわれやきゅうりなどを添えると、口の中がさっぱりとリセットされて飽きません。

海苔を用意して、ご飯・蒲焼・きゅうりを巻いて食べるのもおいしい。骨が取ってあるので、気にせず丸ごと食べられるのがありがたいですね。

茶漬けや卵焼きアレンジも

お茶漬け的なアレンジもイケます。ご飯に蒲焼をのせて海苔や胡麻を散らし、お漬物を添え、ほうじ茶をかけてみました。それぞれの味が賑やかに主張しつつも、ケンカすることなくお互いを引き立て合い、楽しくいただけます。

卵焼きの具材に使ってもよいでしょう。「う巻き」(うなぎの卵巻き)のさんまバージョンといったところ。見た目が華やかになり、食べごたえも増して満足度アップ。お弁当のおかずにもオススメです。

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『さんま蒲焼』は、以前に比べて1.5倍ものお値段となってしまったのが残念。とはいえ、おかずとしてはあいかわらず優秀ですよ。

『さんま蒲焼』のカロリーは?

カロリーもチェックしておきましょう。

『さんま蒲焼』は100gあたり297kcal(たんぱく質 14.7g 脂質 21g、炭水化物 12.3g、食塩相当量1.2g)。つまり全体(816gの場合)では2,424kcalという計算になりますね。1枚(82gと想定)あたりなら244kcalといったところ。お召し上がりの際の目安にしてください。