37歳モドリッチ、サウジ1部の3年総額900億円超オファーに「ノー」 レアルと契約延長か
アル・ヒラルが年俸310億円の3年契約を提示か
スペインの強豪レアル・マドリードに所属のクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、サウジアラビアから届いた日本円で3年総額900億円以上のメガオファーに「ノー」の返答をしたという。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」などが報じている。
今夏の移籍市場で、サウジアラビアのクラブは大きな存在感を放っている。2030年のワールドカップ(W杯)開催招致に動いている影響もあり、オイルマネーを背景にビッグネーム獲得への動きが顕著。昨年末にマンチェスター・ユナイテッドを退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをアル・ナスルが獲得したのがスタートになった。
すでにアル・イテハドがレアルを退団したフランス代表FWカリム・ベンゼマを獲得し、チェルシーからフランス代表MFエンゴロ・カンテの獲得に近づいているともいわれる。また、チェルシーからガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンに、アル・アハリやアル・シャバブからのオファーが届いているという報道もあった。
そうしたなかで、5月には浦和レッズとAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦を戦ったアル・ヒラルが、モドリッチに年俸2億ユーロ(約310億円)の3年契約という総額6億ユーロ(約930億円)のスーパーオファーを送ったという。しかし、9月に38歳になるプレーメーカーはこのオファーに「ノー」の回答で、レアルと契約を延長する見込みだとされた。
レアルとの契約延長は1年間で、モドリッチは来季終了後に再び将来について考える見込みだとされているが、アラビア半島からの天文学的な金額を提示されてもまだ欧州最高峰の舞台でプレーを続けるようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)