50代になった元祖・節約主婦の知恵。「いらなくなったもの」が意外な便利グッズに変身
家にあるものや手軽に買えるものを暮らしにプラスして、ちょっとしたモヤモヤを便利にしてみませんか? 元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんが教えてくれました。
家にある不用品や100円グッズで暮らしを便利に
小さなアイデアで暮らしを便利に、アップデートするコツをお伝えします。
●1:使わなくなったヘアクリップでコード類をまとめる
机の上でパソコン台&パソコングッズ収納に使っているニトリの「リバーシブル引き出し」。その中でひと工夫。
広がりがちなコード類は、娘たちが使わなくなったヘアクリップで留めています。
コード類はクルっと丸めてしばると、ほどく際に絡まることが多いので、挟んで留めるだけが便利です。
●2:クリップで着脱簡単な「カメラ隠し」
もうひとつ、クリップの活用法です。パソコンに挟むだけでカメラ隠しに。
防犯用として、また必要のないときに部屋などを映してしまわないよう、パソコンのカメラは隠しておきます。初めは付箋をはったりしていたのですが、顔認証等で頻繁につけたり外したりするので着脱が面倒。付箋の粘着力も続きません。
そこでクリップを挟んでみたら、とっても便利! 今回は手元にあるものを使いましたが、よく目につくところでもあるので、お気に入りのキャラクターや推しのクリップなら、もっと心地がいいのかもしれません。
●3:ダイソーの石けんケースは宙に浮かせる
浴室にもひと工夫。家族はボディソープ派ですが、私は香りやすすぎやすさを含め、石けんが好きです。
気に入って使っていた石けんケースが壊れた頃、娘にマグネットでつく石けん置きがあることを教えてもらいました。当たり前ですが、つく場所とつかない場所があるので、お気をつけください。
購入したのは、ダイソーの「カバー付きソープホルダー(バス用マグネット)」(330円)。価格も手ごろでうれしい一品です。
設置してみるとちょうどシャワーから遠い位置で、石けんに水が当たりづらく、さらに正面の鏡に向かって座ったときに、利き手の右手側にあるので使いやすく感じています。
石けんは置くより宙に浮かせる方がスッキリします。
●4:ゆでなくていい「そのまんまうどん」
食べ物でも便利品を見つけました。うどんをゆでる必要がなく、つゆをかければでき上がる「そのまんまうどん」。
体調が悪いときや、疲れているとき、急いでいるときには、本当に助けられます。家事が苦手な家族やお留守番のお子さんもひとりでできますね。
“ゆでる”のひと手間がないだけで、体のために具材を乗せようかな…という気になるから不思議です。今回はベビーリーフ・トマト・ミョウガ・市販のチューブ大根おろし、かまぼこにコショウをプラス。
すだちのさっぱり感がおいしくて好きです。途中から、マヨネーズをかけて味変をするのが私流。こちらはひとり暮らしをしている家族や、料理が苦手な母にもすすめて「いいね」と言われております。