『ハリー・ポッター』来日キャスト前に吹き替えセリフを披露した宮野真守

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 声優の宮野真守が15日、としまえん跡地に設立された「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の前夜祭イベントに、来日ゲストのトム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ役)、イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド役)、マシュー・ルイス(ネビル・ロングボトム役)と共に出席。『ハリー・ポッター』シリーズではパーシー・ウィーズリーの吹き替えを担当していた宮野は、キャストを目の前にパーシーのセリフを生披露した。

 「スタジオツアー東京」は、イギリスの世界最高峰のクリエイターたちが、オリジナルの手法と技術で製作した映画のセット・小道具・衣装を楽しみながら、『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズの製作の裏側を体験できる施設だ。

 宮野といえば、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは主人公ニュート・スキャマンダーの吹き替えを担当している。トムら来日ゲストを目の前に「ニュート役の宮野です」とあいさつすると、「でも僕は18歳のとき『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)でパーシー・ウィーズリーを演じているんです。(ホグワーツ魔法魔術学校でパーシーと一緒だったマルフォイを見て)大きくなったな〜と思って」と語りかけて会場を笑わせる。

 すると、トムは「(パーシーの)声を聞いてみたい」と宮野にリクエスト。宮野は「階段には気をつけて、じっとしてないから」とパーシーが寮に行く近道を教えるときのセリフを披露すると、トムもマシューも「素晴らしい」と絶賛していた。

 宮野は「日本にしかないシチュエーションもあるので、存分に楽しんでいってほしい」とトムらをエスコートすると、「日本の『ハリー・ポッター』ファンにも素敵な宝物になるように、盛り上げていきたいです」と明日のオープンに気合が入っている様子だった。

 レッドカーペットには4人のほか、阿川佐和子、荒川静香、IMALU、大島麻衣、太田光代、小田井涼平、尾上松也、片山右京、川井郁子、サッシャ、すみれ、せいや(霜降り明星)、関根麻里、高橋愛、DAIGO、辻発彦、二ナ(NiziU)、堀田茜、堀江美都子、本並健治、丸山桂里奈、町田樹、松崎しげる、美山加恋、吉田鋼太郎、LiLiCoが登場。思い思いの“ハリー・ポッター愛”を披露していた。(磯部正和)

「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は6月16日オープン チケットは公式サイトで販売中 ※全てのチケットは事前予約制