バイエルン女子は26日、日本女子代表(なでしこジャパン)DF熊谷紗希(32)を含む4選手が今季限りで退団すると発表した。

 熊谷は常盤木学園高、浦和レッズレディース、フランクフルト、リヨンを経て2021年夏にバイエルンへ加入。これまでクラブ通算64試合の出場で11ゴールを記録し、51試合の勝利に貢献している。

 クラブは公式サイト上で「2021年にリヨンから加入した2011年のワールドカップ優勝者は、バイエルン女子のディフェンスに全力を尽くし、敵陣でもインパクトを与えた。この人気のあるDFは通算11ゴールを記録した」と功績を称え、「親愛なるサキ、本当にありがとう。そしてあなたの未来が全てうまくいきますように!」とエールを送った。

 熊谷も自身のインスタグラム(@kumagai1017)で「クラブからの発表があった通り、今シーズンをもってバイエルン・ミュンヘンを退団します。このクラブで最高の仲間たちと出会えて、一緒に戦えて本当に幸せでした」と挨拶。「ラスト1試合、この大好きな仲間たちと最後に笑えるように自分の全てをかけて闘います」と意気込んだ。

 女子ブンデスリーガ首位のバイエルンは28日にホームで最終節を迎え、FW京川舞が所属する最下位トゥルビネ・ポツダムと対戦。優勝を懸けた大一番となる。

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