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●『大丸松坂屋百貨店』のサブスクリプション型冷凍グルメ宅配サービス「ラクリッチ」が5月16日よりスタート。デパ地下クオリティというその冷凍グルメを試食してきました。

 コロナ渦を経て、消費者の冷凍食品に対する期待値がますます上がり、“手抜き”と思わせないお手軽で高級感のある冷凍グルメも続々、登場しています。

 その一つが、『大丸松坂屋百貨店』がスタートしたサブスク型冷凍グルメ宅配サービス「ラクリッチ」です。

有名店の名前がずらり [食楽web]

 “おまかせでおいしい出会いを”をコンセプトに、6500円、9000円、1万2000円(いずれも税込、送料込み)の3種類のサブスクリプションを設定。『西洋銀座』、『日本料理 鈴なり』、『ポール・ボキューズ』など、デパ地下でよく見かける有名店を中心に25ブランドを揃えています。

「ラクリッチ」の特徴である“おまかせ”により、オリジナル商品を含めた50数種類の料理から『大丸松坂屋』専属のバイヤーが厳選し、毎月6品~8品が自宅に届くシステムです。

 普段の食卓に1品加えるだけで特別感を演出できるのが、「ラクリッチ」の魅力とのこと。今回はバイヤーおすすめの「〈西洋銀座〉の黒毛和牛のビーフシチュー」と「〈おかず本舗 佃浅〉茄子煮びたし」を試食てきました。

デパ地下で手に入る名店グルメは感動の味わい

「〈おかず本舗 佃浅〉茄子煮びたし」

 試食したメニューの中で特に印象的だったのが、「〈おかず本舗 佃浅〉茄子煮びたし」。普段使いのメニューだからこそ、家庭の味とは圧倒的な差を体感させてくれる老舗の一品です。冷凍したら繊維が壊れ、水っぽくなりがちな茄子ですが、こちらは冷解凍したとは思えない作り立てのような食感を楽しめます。

『西洋銀座』の「黒毛和牛のビーフシチュー」

「〈西洋銀座〉の黒毛和牛のビーフシチュー」

 冷凍と煮込み系は相性が良さそうだと感じましたが、想像以上の出来栄えに驚く一品。ほろっと柔らかな肉とシチューの深みのある味わい。湯煎して、お皿に移しただけなのに目の前が高級レストランに早変わりします。

 サービスのスタートから日は浅いですが、すでに販売を終了したコースもある様子。仕事で遅くなった日のご褒美に、家族との食事であと一品足りない時など、様々なシーンで楽しんでみてはいかがでしょうか。

調査結果

「ラクリッチ」は、『大松松坂屋百貨店』の敏腕バイヤーがメニューを構築しているので、これまでの冷凍食品にはなかった高級感をラクしながら実現できます。冷凍庫にストックするレストランとして、ぜひ体験してみてください。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA

ラクリッチ

https://raku-rich.daimaru-matsuzakaya.jp/