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●新店舗『つけ麺専門店 三田製麺所 ダイバーシティ東京 プラザ店』では他店舗にはないメニューが続々登場。限定メニュー「ざる中華」を食べてみた。

　4月28日にオープンした『つけ麺専門店 三田製麺所 ダイバーシティ東京 プラザ店』。つけめんブームを牽引する『三田製麺所』は今年で創業15周年を迎えます。節目として通常店舗にはない新たなメニューが半分以上を占める旗艦店とのこと。

　清潔感のある店内はカウンターとゆったり座れるテーブル席があり、グループや家族も入りやすく感じました。注文はモバイルオーダーを採用。スマートフォンでQRコードを読み込み、食べたいメニューを選択したらOKです。

限定メニューの「チャーシューざる中華」を食べてみた

1380円（税込）

　今回、筆者が注目したのは、「ざる中華」。『三田製麺所』としては初となるメニューです。サラリとした豚スープに、かえしは醤油ベースの甘酸っぱいテイスト。

　昭和の町中華を思わせる懐かしさの中にも、雑味のないクリアな口当たりはさすが。幅広い年代、国籍の人が足を運ぶお台場にぴったりの万人にウケる味です。

　もちろん、つまらないという意味ではありません。あえて均衡を保ち、卓上スパイスの組み合わせ方によって120点、150点と昇華する余地を与える味なのです。

　個人的おすすめの組み合わせは、オリジナルブレンドの「鰹塩」と一振りで印象をガラリと変える「粗挽き黒胡椒」。この「鰹塩」が秀逸であっさりとしたスープに鰹の豊かな香りが一気に広がります。「粗挽き黒胡椒」はとにかく香りが華やか！ 甘みのあるスープを引き締めてくれて、意外と鰹との相性もバツグンなのです。

　そして、このチャーシュー！ 手のひらと比べても見劣りしないほどの大きさでした。脂のとろける部分と引き締まった赤身肉のバランスが絶妙。ぜひご飯に巻いて食べたい、ということで追加注文したのがこちらの卵かけご飯。

ブランド卵「蘭王」を使った卵かけご飯も絶品

　卵も値上げしている中、大分県産のブランド卵「蘭王」が2個付き！ これはテンションの上がる卵かけご飯です。鮮やかなオレンジ色の卵黄が特徴で、嫌な臭みが一切なく、しつこさもありません。コクのある濃い卵黄と牡蠣醤油の甘みも絶品です。

　これ、採算取れてます？　人生至上、最高クラスの卵かけご飯でした。今回は2個ともご飯にかけましたが、もう1個は麺に絡めて食べたくなりますね。

調査結果

ここでしか食べられない「特濃つけ麺」1050円（税込）［食楽web］

「特濃つけ麺」もダイバーシティ東京プラザ店でしか食べられない一杯。三田製麺所のつけダレを研究し直し、豚骨と魚介の旨味を引き出した重厚なスープをさらに時間と手間をかけて煮込んだ結果、ドロっと麺に絡む超濃厚仕立てとなりました。『三田製麺所』のつけ麺ファンなら、こちらもぜひ。

（撮影・文◎亀井亜衣子）

●SHOP INFO

つけ麺専門店 三田製麺所 ダイバーシティ東京プラザ店

住：東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京プラザ6F