三笘に対する批判が物議を醸している。(C)Getty Images

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 ファン同士で衝突が起こっている。

 三笘薫が所属するブライトンは、現地5月8日に開催されたプレミアリーグの第35節で、エバートンと対戦。19位に沈んでいた相手にホームで1−5の大敗を喫した。

 主戦場の左サイドハーフで先発した三笘は、開始34秒にパスをカットされ、先制点に繋がるミスを犯す。得意のドリブルで脅威にもなったが、ボールロストも少なくなかった。

 試合から数時間後、ブライトンの公式SNSは、うなだれる三笘の写真を投稿。すると、スぺイン語を中心に「ミトマは自分をメッシだと思って、一人でやろうとしてすぐボールを失う」「チームプレーをしない」「下手くそで守備も無防備だ」といった批判の声が寄せられた。

【画像】大量失点にうなだれる三笘。一部ファンから批判のコメントが…
 一部のサポーターはこれがパラグアイ代表FWフリオ・エンシソをサポートするパラグアイのファンだと主張。「エンシソのファンが彼を嫌っているのはうんざりする」「彼を批判するのは盲目だ」「パラグアイ人からの愚かな主張。ミトマが最も重要な選手の一人なのは皆が知っている」「エンシソの方が良いと言い続ける理由が分からない」「最高の選手をリスペクトしろ」と日本代表アタッカーを擁護している。

 前節のマンチェスター・ユナイテッド戦では、開始早々に決定機を決めきれなかった三笘に、横でフリーになっていたエンシソが不満そうな態度を取るシーンもあった。

 その場面だけでなく、同国期待のホープにパスを出さなかったケースが何度かあり、パラグアイには根に持っている人もいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部