旬のおいしさをたっぷり味わう!色とりどりの春の炊き込みご飯&混ぜご飯7選

写真拡大 (全8枚)

たけのこ、そら豆、桜えび……春は見た目にもうきうきする色とりどりの野菜が盛りだくさん。風味も様々で、毎日何かしらの旬野菜を楽しみたいですよね。そんなときに手軽に取り入れられるのが炊き込みご飯や混ぜご飯。食材を塩や醤油などの調味料と一緒に合わせるだけで簡単に春のおいしさを味わえます!ぜひお好きな食材で楽しんでください

毎日楽しみたい!春のご飯7レシピ


まるで料亭の味!たけのこご飯

出典:https://www.instagram.com

代表的な春の炊き込みご飯といえば、やっぱりたけのこご飯ですよね。

@mariaalbumさんが目指したのは、料亭風の上品な味付けのたけのこご飯。

それには、「しっかり味のついたたけのこ」を炊き込むこと、そして「たけのこの旨みを引き出す何か(今回は塩昆布)」を入れることがポイントとのこと。
結果、理想の味に近いたけのこご飯ができあがったそうですよ。

料亭風のたけのこご飯を味わいたい方は、ぜひ参考にしてください!


・お米……3.5合分
・たけのこ……3.5合分

【A】
・たけのこがひたひたに浸る程度の水
・水の1/5〜1/4程度の白だし
・塩昆布がっさり

【B】
・3.5合分の水
・あご出汁パック……2個
・醤油……小さじ1


1. 食べやすい大きさ〜やや大きめに切ったたけのこをAに漬けて一晩冷蔵庫で寝かせる。

2. 炊飯器に洗ったお米とBを入れる。

3. 1をザルにあげて水をしっかり切り、昆布ごと2に入れる。

4. 炊き込みご飯モードにして炊く。


桜えびと生姜の炊き込みご飯

出典:https://www.instagram.com

@mo_delicious_さんの炊き込みご飯の具材は桜えびと生姜。桜えびのピンク色がかわいい炊き込みご飯です。

海の宝石と言われる桜えびは4月〜6月の春と10月〜12月の秋が旬。

栄養も豊富で、カルシウムは牛乳の6倍。そして桜えびの赤色に含まれるアスタキサンチンという栄養素には、抗酸化作用や活性炭素を抑える作用が期待できるそうですよ。

@mo_delicious_さんは毎年、春になると、この桜えびの炊き込みご飯とほたるいかの炊き込みご飯を作るそう。いましか味わえない春の味覚を楽しみたいですね。


・米……2合

【A】
・乾燥桜えび……15g
・おろし生姜……4g
・塩麹……大さじ1
・酒……大さじ1

・ねぎ……適量(お好みで)


お米は洗い、30分ほど吸水させておく。


1. 炊飯器の内釜に水をきったお米、Aを入れて2合炊きのメモリまで水を入れる。軽く混ぜ通常炊飯する。

2. 炊き上がったら軽くまぜ、器に盛り付ける。お好みで刻みねぎを散らす。


豆ごはん

出典:https://www.instagram.com

ふっくら炊かれた豆の鮮やかな緑色が美しい炊き込みご飯は、@no10no02さんの豆ごはん。

“お米と一緒に炊いてクタクタになった豆もおいしいけど、やっぱり色が綺麗な方が見た目にもおいしいので、いつも豆とご飯は別焚きです”

と、@no10no02さん。

さらにおいしく仕上げるポイントをレシピの最後に紹介しているので、ぜひチェックしてください。


・米……3合
・グリンピース……鞘から出して150〜180g
・水……600ml
・塩……小さじ1と1/2
・酒……大さじ1
・昆布……10cm


1. 米を研いで30分ほど水に浸け、ざるに上げておく。

2. 小鍋に水を沸騰させ、塩とグリンピースを入れて、5分ほど煮る。鍋ごと水に浸けて、そのまま冷ます。

3. 1を豆と茹で汁に分け、炊飯器に米と茹で汁と酒を入れ、3合の目盛りに足りなければ水を足す。昆布をのせて炊く。

4. 焚き上がったら昆布を取り出し、豆を混ぜ込み、5分ほど蒸らす。


・茹で汁の中で冷ますことで、豆がシワシワになるのを防ぎます。
・豆を茹でた汁で炊くことで、ご飯にもしっかり豆の味が付きます。
・そのまま炊飯器で保温すると、せっかくの豆の色が悪くなるので、別の容器に移し替えましょう。


そら豆ごはん

出典:https://www.instagram.com

ほくほく甘いそら豆も炊き込みご飯で楽しみたい野菜のひとつ。

おいしいだけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維などたくさんの栄養が含まれているんです。

@miya69jpさんは、そら豆には水溶性の栄養が多いため、剥いたそら豆の薄皮をご飯と一緒に炊き込み、そら豆はご飯を蒸らすときに加えて火を通すことで、できるだけ栄養を逃さないようにしているそうですよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね!


・そら豆……90g(さや除く)
・米……1合
・水……180ml
・だし昆布……5cm
・塩……小さじ1/4


米は洗って水に1時間以上浸し、ざるに上げて水気をきっておく。


1. そら豆の薄皮を剥ぐ。薄皮を剥いだそら豆をボウルに入れ塩1g(分量外)と和える。
※薄皮は、包丁で浅く切れ目を入れると剥ぎやすい。
※薄皮は捨てずにとっておく。

2. 炊飯器の内釜に米、塩、水を入れさっと混ぜ、だし昆布と1の薄皮を入れて白米モードで炊く。

3. 炊き上がったら1のそら豆を加えて15分間蒸らし、だし昆布と薄皮を取り除き、釜底からさっくりと混ぜて茶碗に盛る。


菜の花ごはん

出典:https://www.instagram.com

春野菜のなかでもまっさきに季節の訪れを感じさせてくれる菜の花。

@acchi_konさんの菜の花ごはんは、塩茹でした菜の花と炒り卵を炊いたご飯に混ぜ合わせて彩りよく仕上げます。

ポイントはご飯を炊くときに昆布茶を加えること。塩気のあるご飯と甘めに味付けされた卵、そして旬の菜の花の香りが合わさって、春らしい混ぜご飯の完成です。


・お米……2合
・昆布茶……大さじ1
・菜の花……1束(150〜200g)
・塩(菜の花を茹でる用)……水1.5ℓに小さじ1
・卵……3個
・砂糖……大さじ1と1/2
・塩(炒り卵用)……ひとつまみ


1. 米2合に水の分量プラス昆布茶大さじ1を入れて炊く。

2. 鍋にお湯を沸かし塩を入れる。菜の花は軽く洗って30秒茹でる(茹で過ぎると食感が悪くなります)。水で冷やしてギュッと絞り、適当にカット。

3. 卵を溶いて砂糖、塩で味付け。でフライパンにサラダ油を適量ひいて炒り玉子。ごはんに塩味があるので卵は甘めにがおいしい。

4. ごはんが炊けたら菜の花、炒り玉子を混ぜて完成。


春わかめとしらすのごはん

出典:https://www.instagram.com

子どもの頃に給食で出ていたわかめごはんが好きだった! という方も多いのでは?

乾燥わかめで作ることもできますが、わかめの旬は春。せっかくだから、生食用わかめとしらすで風味のよいおいしい混ぜご飯を作りましょう♪

@iharayumikoさんのレシピのポイントは、ごはんの重量に対して、わかめやしらすの重量を10%くらいにすること。そして、塩はわかめにまぶすことで、味にメリハリをだすことです。ぜひ試してみてくださいね。


・米……2合
・生わかめ、または、生食用わかめ……70g(※)
・しらす……70g
・塩……小さじ1/2
・白いりごま……大さじ1

(※)生わかめは火を入れていない茶色のわかめ。生食用わかめは生わかめや塩蔵わかめを湯通しして生で食べられるようにした緑色のわかめ。今回は生食用を使用。


1. <下ごしらえ>
鍋にたっぷりの湯をわかす。わかめを流水で洗う。湯が沸いたらわかめを入れ、10秒ほど加熱し水にさらす(生わかめの場合は緑色になったら水にさらす)。

2. <わかめに味付け>
わかめの水気をキッチンペーパーで拭きとり、1cm角ほどの粗みじんにする。ボウルに入れ、塩(小さじ1/2)をまぶす。

3. <仕上げる>
温かいごはんに、わかめ、しらす、白いりごま(大さじ1)を加え全体をさっくりと混ぜて完成。


あさりの炊き込みご飯

出典:https://www.instagram.com

一年中食べられるあさりですが、旬は春の3月〜5月と秋の9月〜10月と言われています。

@kitty_junjun_1018さんは、そんなもっともおいしいタイミングのあさりを、スーパーで簡単に手に入るむき身を使い、深川めし風の炊き込みご飯を作っています。

むき身を使えば砂抜きの手間が省けるので、食材と調味料を入れて炊くだけで完成! あさりの旨みに長ネギと生姜の風味が加わり、とてもおいしい仕上がりになりますよ♪


・米……3合
・あさりむき身……200g
・長ネギ……1〜2本
・生姜……1/2個

【調味料】
・醤油……大さじ2
・酒……大さじ1
・顆粒ほんだし……大さじ1
・サラダ油……大さじ1/2
・砂糖……小さじ1


1. 米を研いで分量の水を入れて30分浸水させます。

2. あさりむき身は水気拭いて、長ネギは斜め薄切り、生姜は千切りにしておきます。

3. 1の浸水させているところから水を50ml取り除き、調味料を入れ、2の具材をすべて入れ、炊飯器で炊いたら、出来上がり。


春のおいしさをご飯で味わおう!


旬の食材はおいしいだけでなく、栄養価ももっとも高くなっているから、積極的に食べたいところ。

なかには下処理が必要なものもありますが、少しの手間がごちそうに変わるとなれば、休日の楽しみにするのもいいですよね。

ぜひお好きな食材で、春のご飯を楽しんでみてくださいね。