【東京農ライフ】「牛乳パック」で作ったプランターでミニにんじんを栽培してみた!作り方と栽培レポート♪

写真拡大 (全24枚)

これまでにも「あたらしい日日」で披露してきました、手作りの「牛乳パックプランター」。これで野菜を育てるわけですが、今回紹介するのはミニにんじん栽培の記録です。もちろん、牛乳パックプランターの作り方も詳しく紹介します。上の画像を見るとスクスクと葉が生い茂っていますが…はたして収穫はできたのか?ご覧ください。

牛乳パックでプランター栽培してみた!ベビーリーフを育ててみたら…喜びあり♪虫あり⁉サラダあり~♡

子どもと一緒にチャレンジ!牛乳パックプランターで家庭菜園

幼稚園に通う娘は、牛乳が大好き。牛乳パックのゴミが毎週大量に出て、もったいないな~と思っていました。
そんなとき、『あたらしい日日』のサイトで「牛乳パックプランター」の記事を発見!いくつか種類があるので、興味津々で見ていたのですが…。なかなかまとまった時間がなく、実行には移せないまま。そうして、時期を逃してしまっていたんです。

ところが去年の秋のこと。娘の幼稚園が連休になってしまい、時間を持て余す羽目に。これはもしかして「牛乳パックプランター」の出番…?
ということで、たまたま「ミニにんじん」と「ミニ大根」の種をストックしていたわが家。縦型の牛乳パックプランターを作り、種蒔きしてみることにしました。
牛乳パックプランターはとっても簡単に出来たのですが、作り方はわたしの自己流ですので、ぜひ参考程度にご覧ください。

↓ちなみに、こちらが栽培してみようと思っている、ミニにんじんとミニ大根の種。無印良品で購入しましたが、現在は販売が終了しています。





縦型牛乳パックプランターの作り方



【材料】
・牛乳パック
・マスキングテープ
・はさみ
・キリなど穴を開けられるもの
・シールやデザインペーパーなど

シールやデザインペーパーは、100円ショップで娘に選んでもらいました。

1.  牛乳パックの開け口を切り離し、牛乳パックの上から半分あたりまで、4辺に切り込みを入れます。
2.  切り込みを入れたところで折返し、内側の白い面を表に出します。
牛乳パックの上半分は切り離そうか迷ったのですが、強度を増したかったし、白く塗る手間を省きたかったので、あえて折返しました。



3.  折り返した面が本体から離れないようにしっかりと押さえ、マスキングテープで全体を巻きます。
折返したことにより牛乳パックの模様が透けず、きれいな白色になりました。



4.  折り返した面の一番下よりやや下、本体が二重になっていない場所に、キリなどで排水用の穴を開けます。
1面に数か所ずつ4面すべてに穴を開けましょう。わたしはキリではなくボールペンを使いました。

これで、牛乳パックプランターの本体は完成です!



5.  ここからは子どもの出番。マスキングテープやデザインペーパーを貼って、デコレーションします。
厚みのあるシールは落ちそうなので、上からセロハンテープを重ね、しっかりと貼り付けることに。



6.  5で作ったプランターの中に土を入れて種を蒔き、土の表面がしっとりするくらい水をやったら完成です!
種が流れてしまわないように、隅からそーっと水を注ぐのがポイントです!
日々のお世話では、表面が乾いたころに、排水用の穴から水が出るくらいを目安に水やりをしました。

「牛乳パックプランター」栽培中のにんじんは2週間で芽が出た!

種を蒔いて2週間後…芽が出ました!やった~!

↓画面上部の3つはミニにんじん、下の3つはミニ大根。ミニ大根のほうが早く発芽しました。





↓遅れて発芽したミニにんじんの芽はこんな感じです。



牛乳パックプランターでミニにんじんは収穫出来た?

牛乳パックプランターに種を蒔いたのは、10月下旬のこと。あまり時間が経たないうちに冬がやってきました。
寒い日は室内に移動したり、液体肥料をあげたりと工夫したところ、2月初旬にはこのくらいの大きさに!



そして2月中旬。



ミニ大根に、つぼみがつきました。嬉しい!



しかし、冬を乗り越えた!…と思ったら、気温の上昇とともに増えてきた害虫にやられました。
薬剤を散布しても、まったく効果なし。





これ以上待っていても枯れるばかりなので、3月中旬、子どもと一緒に収穫することにしました。
まずは大きめのポリ袋などを用意して、牛乳パックプランターをまるごと入れて土を取り出します。



宝探しみたいに土を掘っていくと…



がっくり!根っこの繊細さには感動しましたが、大根にはなっていませんでした。
ちなみに、4か月半ほど使用した牛乳パックプランターの中は、こんな感じ。まだまだきれいですよね!



次々に収穫してみるものの、すべて不発。
あっ、このにんじんは期待できそう。



えいやっ!



とほほ…。



でもでも、食用には出来ませんが、ちゃんとにんじんになっていますよね。緑色と橙色の対比がきれい!
このミニにんじんは、子どもが大喜びでおままごとに使用しました。

牛乳パックプランターの土の量では限界があったのか、冬場だったからなのか、はたまたその両方か…。
成功とは言えない結果に終わりましたが、毎日大切に育てたので、とってもいい経験になりました。牛乳パックプランター、暖かいシーズンの親子農業に大活躍しそうですね。わたしもまた試してみようと思います!



↓ちなみに、こちらはオリジナルの「かいわれ菜パックdeプランター」。
根菜の成長を見たい!と思って、かいわれ菜が入っていたプラ容器に排水用の穴を開け、ラディッシュの種を蒔いてみました。
しかし、こちらもあまりうまくいかず…。根っこは日に当てたらよくないのでしょうか。ガーデニングは奥が深いですね。