4月23日に投票が行われる8つの市や町の議員選挙では各地で期日前投票が行われています。このうち宇都宮市議会議員選挙では投票率アップにつなげようと商業施設に期日前投票所が設置されています。

宇都宮市江曽島本町のアピタ宇都宮店では20日から期日前投票所が開設され早速多くの人が投票に訪れました。宇都宮市選挙管理委員会では、今回の市議会議員選挙で市役所などの公共施設に加え有権者に手軽に投票してもらおうと商業施設2カ所に期日前投票所を設置しています。

4月17日から19日までに期日前投票をした人は有権者のおよそ3.5%にあたる1万5,235人に上るということです。前回2019年の選挙では投票率が38.34%と戦後最低を記録し一番身近であるはずの市議会議員選挙への関心の低さが課題となっています。期日前投票については投票者数が全体の1割ほどを占め、制度の認知が進んで利用者が増加傾向にありますが、先に行われた県議会議員選挙でも投票率が過去最低を更新するなど投票率アップにはつながっていません。

宇都宮市の期日前投票は地区市民センターと商業施設などで21日まで市役所では投開票日前日の22日までです。