新型コロナウイルスの影響で困難を抱える女性を支援しようと、宇都宮市の社会奉仕団体が20日、市へ生理用品を寄贈しました。

   

生理用品を市に寄贈したのは、宇都宮東ロータリークラブです。加藤勝朗会長らが宇都宮市役所を訪れ、佐藤栄一市長に目録を手渡しました。寄贈したのは合計50万円相当の生理用品で、宇都宮市が2021年度から行っている生理用品の配布を通して困難を抱える女性を支援する「つながりサポート支援事業」に役立ててもらうということです。寄贈は去年に続いて2回目になります。

  

佐藤市長は「こうした寄付が女性支援の活動が認知され普及していくきっかけとなります」と感謝状を手渡しました。宇都宮東ロータリークラブは会員が115人いて新型コロナウイルス感染症の対応を行う医療関係者への寄付や市内の広場の清掃活動など社会貢献活動を行っています。

宇都宮市は今回寄贈された生理用品を女性相談所や市と連携して事業を行っている84のNPO団体などで活用していく予定です。