地元企業がこれからの経営課題について考えるセミナーが19日宇都宮市内で開かれました。

このセミナーは企業が今後直面する課題を取り上げ解決への糸口を見つけてもらおうと4月に開局25周年目を迎えたとちぎテレビが新たな主催事業として開いたものです。

テーマは、「経営者の打ち手カンファレンス」で県内の企業経営者などおよそ100人が参加しました。セミナーではまず、足利銀行が事業者から相談の多いデジタル化支援の取り組みについて紹介しました。

続いて「事業承継」や販路拡大のための「海外輸出支援」を行っているリーディングカンパニーの担当者が次々と登壇し最新の事例などについて説明しました。

このうちデジタル技術を活用し生産効率を高める顧客管理システムを提供するセールスフォース・ジャパンの伊藤靖さんは「コスト削減ばかりに目を向けてDXやIT化に取り組むと持続可能性に乏しくなるので収益を上げるためのDXを考えることが大切」と呼びかけました。