女子サッカーの元日本代表で正守護神としてワールドカップの頂点に立った海堀あゆみさんが17日、宇都宮市内の高校で女子サッカー部員に講話をしました。

 海堀さんは元なでしこジャパンのゴールキーパーで、2011年にドイツで開かれた女子ワールドカップで優勝し決勝戦のMVPになるなど活躍しました。

 現役引退後の現在は、女子プロサッカーリーグのWEリーグのコミュニティーオーガナイザーとして普及、発展に努めています。

 17日は、宇都宮の文星女子高校サッカー部のモーニングセミナーに訪れ、部員37人を前に「今、高校生に伝えたいこと」をテーマに講演しました。サッカーを通じて人間として成長するために海堀さんは「高校時代にしかできない一生付き合える仲間と出会ってほしい。自分の思い描く人生を自分で決めて誰のせいにもせずに一生懸命生きてください」と呼びかけました。

 最後に、ワールドカップの金メダルなどを披露すると部員たちは感激した様子で世界一の称号の重みを確かめていました。